バスト(胸)が垂れ下がるメカニズムと形の良いバストをキープする方法
本日の記事は、『バスト(胸)が垂れ下がるメカニズムと形の良いバストをキープする方法』についてです。
今回の記事はバストについてですが、男性トレーナーである村石でもお答えが難しいので書籍を読んで勉強いたしました。
矯正下着などで直そうとお考えの方もいらっしゃるはずなので正しい知識の元で一緒に勉強してゆきましょう。
参考書籍:『間違ったダイエットは老化を早める』から引用。
ワコールの研究結果によれば、加齢によるバストラインの崩れが治った(元に戻った)人はいないとされています。
また、バストの加齢は20代から始まっていて、40代には少なからず加齢によるバストラインの崩れが見られるとしています。
バストの加齢は、3つの段階に分けることができ、次のように下垂が進んでいくと推測されております。
『デコルテのふくらみがなくなってくる』
『バストが重力に負けてたわむ(乳頭が下を向いてしまう) 』
『バスト自体が下垂してしまう(横に流れてしまう)』
デコルテをふっくらさせたいという人は少なくありませんが、デコルテのふくらみがなくなってきているのは、バストの加齢が始まっている証拠だと言われております。
多くの女性が恐れているのが『バストの崩れ・垂れる事』ではないでしょうか?バストが大きい人ほどバストの良い形をキープしようと、将来に不安を感じていることと思います。
その反面『年をとったらバストが垂れるのは仕方がない』と半ば諦めていませんか?
バストは大胸筋を土台としてその上に乳腺があり、さらに皮下脂肪で覆われているのですが、皮下脂肪の間にクーパー靭帯というものがあります。
このクーパー靭帯がバストを立体的にして、さらに皮膚が高さをキープしています。
(村石トレーナー追記:猫背は下垂の原因となるので背中が丸まらないよう顎を引き、背筋を伸ばして良い姿勢を保つ事と大胸筋などのバストの土台となる筋群トレーニングが必要です)
バストの体積こそ変わらないけれど、横から見たときの三角形の形は20代・30代・40代と年齢を追うごとにどんどん崩れていきます。
その理由は重力に引っ張られる事により、クーパー靭帯とバストの上の皮膚の長さだけが伸びてしまうからです。
下側の丸みは変わりませんが上の皮膚だけが、長年かけて伸びてしまうのです。一度伸びてしまった皮膚は切ってつめない限り縮まることはないし、生きている限り、重力を感じている間伸び続けます。
重力は避けられないものなのですが、ストラップ付きのブラジャーでしっかり引っ張り上げて重力に逆らうことで、下垂を防ぐことができます。もうひとつ気をつけるべきことが、バストの型崩れを加速させる動き。それが上下運動です。
アフリカなどの未開の地で暮らす裸族をテレビで見たことはありませんか?若そうな女性でもバストが垂れ下がっているのに衝撃を受けた方もいるのではないでしょうか?
彼女たちはブラをつけずに重力に従って常に裸で生活し、走ったりジャンプしたり、時には民族ダンスを踊ったりもします。この上下運動がバストのクーパー靭帯と皮膚を引き伸ばしてしまいバストをどんどん垂れさせるのです。
上下運動はバストにとって最大の敵!そして上下運動の代表と言えば走る!ランニングなのです!ダイエットや運動不足解消、体力をつけるためにと、今日本では老若男女問わず、ランニングが大流行しています。
確かに有酸素運動としては手軽なのですが、バストの形をキープしたい人にとっては、実は最悪の動きです。走り回るスポーツとして、サッカーやバスケなども同じです。ランニングや走るスポーツをするときは、スポーツブラでしっかり固定して、寄せるのではなく『動かさない』ことを忘れずに。
【次にバストの下垂を防ぎ、形の良いバストをキープする方法】
・サイズの合ったブラジャーの着用
正しいサイズの下着をつけた人の方が、バストの下垂が少なかったというデータもあります。加齢とともに、下着による補正も必要になっていくということでしょう。
バストの下垂の原因になるクーパー靭帯は、バストの重みや揺れで刺激を受けてしまう靭帯の中でも非常に弱い部分です。重みや揺れの刺激を最小限に抑えるには、サイズの合った下着をつける必要があるのです。
また、ブラジャー選びも大切ですが、自分の体形に合った下着を正しくつけることも大切です。 「下着のつけ方なんて、今さら…」と思うかもしれませんが、自己流になっている可能性もあります。ブラジャー選びに加えて、正しいつけ方を確認することも必要でしょう。
・ホルモンバランスを崩さないような食生活と睡眠を心掛ける
バストの下垂予防だけでなく、バストアップにも大切なホルモンバランス。ホルモンバランスは、ストレスや疲労、不規則な生活、無理なダイエットなどが原因で乱れてしまいます。
生理が重い方は、PMS(Premenstrual Syndrome)日本語では「月経前症候群」と呼ばれる原因がありますので、基礎体温をキチンと測定してストレスや疲れを溜めすぎないようにすること、規則正しい生活・無理のないダイエットを心がけることが大切です。
・ウェイトトレーニングなどによる姿勢からの改善
バストの土台となる大胸筋群などのトレーニングを行うことで、猫背の姿勢から改善を行うことが大切です。猫背や悪い姿勢でいると、胸の周りの筋肉が使われず、筋力が衰える原因になってしまいます。
バストを支える筋肉が衰えてしまうと、胸を支えきれずに下垂を招いてしまうのです。バストがくっついている土台の角度90度からバストが変わりやすいと言われており、正しい姿勢でいると、胸の周りの筋肉が使われ、筋力の低下を防ぐことができます。
また、筋力UPをはかりたい場合には、適度な筋力トレーニングを取り入れると良いでしょう。
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