チャレンジ精神がある人とない人の違い!脳による欲求の関連性!!
本日の記事は、『チャレンジ精神がある人とない人の違い!脳による欲求の関連性!!』についてです。
ダイエットに励む女性や、運動習慣のある女性はいわば、『チャレンジ精神のある人』に分類されるはずです。
では、チャレンジ精神のあるない。もしくはチャレンジ精神を高める方法について、書籍を抜粋してお届けして一緒に学んでゆきましょう。
本日の記事は、あさ出版社 著者:医学博士/『脳の学校』代表
『もっとアタマがどんどん元気になる!!脳の強化書2』より抜粋致します。
ページもくじ
欲求の多い女性&欲求の足らない男性
まずは、統計のデータからみてみましょう。1963年以降から2014年までの100歳以上の男女比です。
※グラフ:厚生労働省 男女別百歳以上の年次推移 平成26年度版
年々男女の差が広がっていますが、2014年には女性87.1%、男性がわずか12.9%という圧倒的に女性が多いことがわかります。
このような結果となるのは、様々な要因が考えられますが、本書によると大きな差を生み出しているのは
男女性による欲求の差!
ではないかと考えられております。
女性の知りたい聞きたいという欲求が脳に良い影響を与える
こちらの画像は、一般的な男女の生活習慣の違いです。
※参考書籍99ページを抜粋させて頂いてます
女性の特徴
★好奇心が旺盛でチャレンジ精神がある
★常に情報が保有されているため話題に事欠かない
★食事、洗濯、掃除などに抵抗がない
★近所の人との交流があるため情報交換が豊富
★健康に関心があり運動習慣が定着している人が多い
男性の特徴
★自尊心が高い傾向にあるため非挑戦的で好奇心も低い
★時事問題、スポーツの話ししかしない
★家事全般に対して消極的で家庭でも協力的でない男性が多い
★交流へ関心が低いため、コミュニケーション能力も低い
★健康にあまり関心がないため、フィットネス参加者も少ない
男女を比較してのまとめ
特に男女差がみられるのは他人とのコミュニケーション能力の差です。
男性はコミュニケーション不足である一方、女性は他人とのおしゃべりされる方が多いため学校・レストラン・カフェ・デパート・家の近所で井戸端会議など
場所を選ばず、あらゆるところで情報交換が行われております。
男性からみると『なんで女性はあんなに長時間話しが出来るんだ??』
と不思議に思うかもしれませんが、コレについては他書籍より抜粋させて頂きます。
※画像は『マンガでわかる心療内科』より抜粋
上記より抜粋した通り、女性にとって孤立され情報が遮断されることは即、死につながると言っても過言ではなかった為、周囲の環境を良くするために女性達は高いコミュニケーション能力を養っていったのです。
このように、女性達は高いアンテナで情報を収集することで、自分とその周囲の人々の向上に役立てようとします。
この行動『知りたい!』・『聞きたい!』という欲求が脳に良い影響を与え、健康の秘訣とも言われているのです。
チャレンジ精神の高い人と低い人は何が違うのか?
ダイエットにチャレンジしようとする女性は世の中に大勢いらっしゃいます。女性は本来、好奇心が応戦でチャレンジ精神に富んだ生き物です。
それゆえ健康の関心も高いため、スポーツクラブの会員男女比率は、3:7もしくは2:8で圧倒的に女性が多いのが特徴です。
会員様はみることができませんが、ジムのロッカルーム・風呂・化粧室(パウダールーム)などの広さは男性室と比べると段違いに女性が広いです。
おそらく男性会員様に見せると『女性風呂と同じ位、男性風呂も広くしてくれっ!!』とクレームがくることでしょう。施設の広さに差が出るほど、『健康への関心』は男女差があるのです。
しかし、ダイエットにチャレンジしようと思った女性は大勢いたとしても、実際に行動へ移した女性はどの位いるのでしょうか?
もちろん価値観の違いもあるでしょうが、この項目では脳科学に着目してみましょう。
チャレンジ精神やコミュニケーション能力を生み出す脳器官『脳梁(のうりょう)』
コミュニケーション能力やチャレンジ精神の差は右の脳と左の脳を行き来している情報量の差に起因しているといわれており
左右の脳を活発に交流させることでアクティブな行動を生み出しています。
その右脳と左脳を連結させて、情報の橋渡しの役割を担っているのが脳の中央にある『脳梁(のうりょう)』という部分です。
※画像wikipediaより抜粋
一般的に、この脳梁という脳器官は女性のほうが男性よりも約2mm程度厚みがあるといわれており、この厚みの差が欲求差、つまりアクティブな行動を生み出す源泉の差だと言われております。
『じゃあ男性はみんなアクティブじゃないんかい!』と否定的な声も聞こえてきそうですが、そんなことはありません。
行動力のある男性は、おそらく女性と同じくらい脳梁に厚みがあるそうです。しかも改善も可能と言われております。
ちなみに、この脳梁が交通事故などにより破壊されると、右脳と左脳でうまくやりとりができなくなる為
★絵を見せても何か理解できるが、言葉が出てこない(; ・`д・´)!
※《ムーラン・ド・ラ・ギャレット》は、画家のピエール=オーギュスト・ルノワールによって描かれた作品
★両手でつかんでいるのに片方しか感触がない(; ・`д・´)!
右脳と左脳の協力によってもたらされる当たり前の処理ができなくなってしまうため脳梁がいかに大切な器官であるかがわかります。
以上をまとめるとこのようになります。
脳梁の平常運転 ➡ 欲求を生み出すキッカケ ➡ アクティブな行動 ➡ 高いチャレンジ精神が養われる
という事になるようです!!
脳の『脱自動化』が欲求を生み出し、運動習慣をもたらす
では、欲求を生み出すキッカケとはどのようなことを指すのでしょうか?
運動習慣がなかなか定着しない女性や、ダイエット挑戦になかなか踏み切れない女性は、実は貴方自身の責任ではないかもしれません。
本書によると、脳の自動化が欲求を少なくさせる要因であると著者が指摘しております。
例えば、急いでいてもいつの間にかキチンとマンションに鍵をかけている。財布をキチンと所持しているなど、生活にしみついた当たり前の行動は、無意識にできるようになっています。
このような行動は、脳が楽に実行処理できるように自動で処理が行われているそうです。これを著者は『脳の自動化』と呼んでおります。
この脳の自動化処理は、『小脳』と『海馬』という記憶を司る部分が関わっており、自動化処理によって私達は多くの恩恵を受けているのです。
小脳と海馬はマニアックですが、チェックしておく価値ある部位なので、補足説明しておきます。
※文章・図ともにwikipediaより抜粋
小脳について
脳全体の重さの10%強をしめる。大脳の10分の1しかないのに、大脳の神経細胞よりもはるかに多くの神経細胞がある。脳の神経細胞の大部分は、小脳にあり、その数は1000億個以上である。
小脳の主要な機能は知覚と運動機能の統合であり、平衡(釣り合いやバランス感覚)・筋緊張・随意筋(自分で意識的に動かせる筋肉)運動の調節などを司る。
アルツハイマー病の患者では例外なく小脳が活動しており、通常より強化されている。これは大脳から失われたメンタルな機能を小脳が代替すると考えられている。
小脳研究の世界的権威である伊藤正雄氏は『小脳は、小脳は大脳のシュミレーターであって、体で覚える記憶の座』であると表現している。
海馬について
脳の記憶や空間学習能力に関わる脳の器官。
その他、虚血に対して非常に脆弱であることや、アルツハイマーにおける最初の病変部位としても知られており、最も研究の進んだ脳部位。
心理的ストレスを長期間受け続けるとコルチゾール分泌により、海馬の神経細胞が破壊され、海馬が萎縮する。
心的外傷後ストレス障害(PTSD)・うつ病の患者には、その萎縮が確認される。βエンドルフィン(=脳内ホルモンの一つ)が分泌されたり、A10神経が活性化すると、海馬における長期記憶が増強する。
脳の自動化は怠けグセのはじまり?
『小脳』と『海馬』の自動化処理によって多大な恩恵を享受しておりますが、脳の自動化には欠点があります。実は・・・
楽に稼働できる反面、怠けグセがつくことにより欲求が生まれにくい環境が出来上がってしまうのです。
特に30歳以降は、さほど知識を詰め込む必要もなく、同じ毎日の繰り返しになりやすいことで、欲求の発生を妨げてしまうのです。
つまり、チャレンジ精神を生み出す欲求の一番の敵は『慣れ』だという訳です!!
チャレンジ意識は少しずつ湧き上がる
私がスポーツクラブで経験したケースもお話ししましょう。
ジムは大体、年明けから春~夏が入会のピークで秋~冬の寒くなる時期にほとんど通わなくなり、退会される方がほとんどです。
そんな中、10年以上スポーツクラブに通う女性達は『今日はお風呂だけ入りに来たよ!』と運動しないにも関わらず、銭湯代わりのようにジムに来館されます。
この例で、私がお伝えしたいのは『結果を短期で求めずにまずは、ゆっくりとジムに通うことから始めましょう。』という考えです。
確かに結果が出ればモチベーションが上がりますが、入会者でそのままモチベーションが継続される方は非常にまれです。
それよりも、まずは『ジムに通う』という新しい挑戦から少しずつ、小さな挑戦へとシフトしてゆくのです。
そうすれば、あなた自身のチャレンジ精神は少しずつ湧き上がり10年継続会員様のような人達の仲間入りを果たせるはずです。
今こそ習慣を変える勇気を持とう!!
脱自動化は、生活の中での慣れを排除する行動です。いつも同じ行動を、これからは違う行動を起こすことで脳に揺さぶりをかけるのです!
もしあなたが肥満であり太っていることに悩んでいるのであれば、無意識に肥満に慣れてしまい『今のままでもイイんじゃないの?』と思っているかもしれません。
しかし、それこそが欲求が消えて肥満が加速してしまう温床となってしまう原因です。
ちなみに私達、人間の細胞には『潜在能力細胞』といって生まれてからずっと同じ状態で保っている細胞が存在しています。
この細胞は100歳を過ぎてもまだ、脳内に存在が確認されており貴方自身の覚醒を待っているのです。
胎児のときに母親から受け継いだ細胞が、貴方の刺激をずっと待っているのです。素晴らしいと感じませんか?
貴方の中にもSTAR WARS フォースの覚醒のように、眠っている細胞が必ずあるということです。
眠ったままで良い細胞など一つもございません。私達の身体には『成長したい!』・『変化したい!』という細胞が存在しているのです。
欲求によってそれらを刺激し、大きく育て上げることが貴方自身の成長へとつながることでしょう。ぜひチャレンジ精神のある欲求のある自分へと覚醒させましょう。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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