スタッフは見た!!会費料金の安いスポーツクラブにご用心
本日の記事は、『スタッフは見た!!会費料金の安いスポーツクラブにご用心』についてです。
日本はフィットネス施設が飽和状態となっておりますが、顧客の要望に合わせた様々な運動施設が建設されております。
もちろん競争も激化しますのでスーパーマーケットのような安売り合戦になってしまうこともしばしばですが、ココで注意しておきたいのが
『安い会費で経営しているスポーツクラブがどのようになっているか?』という経営視点で現場を知ることが大切です。
一般顧客からみると『マシン器具や施設設備もそんなに変わらないなら安い方が良いのでは?』と思うかもしれませんが、とんでもない間違いです!
フィットネスクラブを多くみてきたトレーナー村石の経験談としてお話ししておりますので、『会費が安いスポーツクラブを探している』という方は注意して一読下さい。
ページもくじ
会費料金の安いスポーツクラブ一番の問題は経営不振
会費料金の安いスポーツクラブ一番の問題点は経営不振による突然の店舗閉鎖です。
トレーナー村石がスタッフ修行時代に、北九州・福岡の様々なスポーツクラブで会員費を払って勉強させていた時のことです。
ある日、レッスンスタジオで最近仲良くなった会員様から『アンタ次はどこのジムに通うん?』と言われ
僕は『ハァ?自分はココに通うつもりですが・・・』と答えると『あんた貼り紙見てないの?』と返答がありました。聞くところによると
なんと勉強で通っていたジムがいきなり閉鎖だったのです!
貼り紙には在籍会員様が集まり、会員様同士で『次はドコ行く?』『あそこの施設はサービスがどうだああだ!』という会話ばかり。さすがの自分もビックリしました!
福岡で最近閉鎖したスポーツクラブは、薬院や博多でも閉鎖しており『自分のところの店は大丈夫!』という訳には参りません。
福岡市地域で詳しく述べると福岡市南区『スポーツクラブNAS福岡大橋』・福岡市中央区『インペックス薬院』・福岡市西区『コナミスポーツクラブ西福岡』などが閉店いたしました。
なぜなら、スポーツクラブは水道光熱費が非常にかかる高コストの経営手法である為、東証一部上場の大型スポーツクラブでも赤字店舗に悩まされているのです。
安売り合戦の一番手はホリディスポーツクラブ
フィットネス業界の歴史で、安売り合戦を一番にはじめたのはホリディスポーツクラブでした。
経営母体である(株)東祥は元会社が建設会社からスタートした賃貸&ビジネスホテル経営という全くの畑違いの企業です。
2000年フィットネス業界に多店舗展開で参入しスタジオやプールのグループレッスンを従来の専門インストラクターでなくスタッフに任せたことでコスト削減に成功。
細かい時間帯別の料金設定も功を奏し、2004年のジャスダック上場から東証一部まで昇格することに成功します。
しかし、ココでフィットネス業界を巻き込む問題が発展します!!
人件費を抑える為に初心者に近いスタッフがレッスンを行うため
ダイエットが成功しない顧客が多発し会員様は『ジムに通っても結果が出ない』という業界全体の不信感を招いただけでなく
スポーツクラブ全体の安値競争が始まってしまったのです。
スポーツクラブ業界の経営不振とサービス低下の原因はここからはじまりました。
※ホリディが悪いと言っているわけではありません。安値競争に踏み切った業界全体の問題として提起しております。
低価格ジムに群がるクレーマー達
トレーナー村石の修行時代にも勤務先の近辺に低価格ジムがオープンし、顧客は退会してゆきました。
しかし、その時トレーナー村石が在籍していた店舗スタッフならびに支店長は逆に喜びました。顧客が退会して売上&利益が低下したにも関わらずです。
なぜならジム移動された会員様のなかにクレーマーと呼ばれる、問題視されていたブラックリストの会員様も含まれていたからです。
支店長は、売上が下がり苦笑いでしたが当時のスタッフ達は大喜びでした。
ジムを移動しても会員同士での連絡取り合いなどで低価格ジムの情報が入ってくるのですが、クレーマーの方々は移動された低価格ジムでも問題を起こしたようで会員様同士で
『場所が変わってもやること同じなんだねぇ・・・』と会員様同士の笑いのネタにされておりました。
このエピソードでお伝えしたいのは
低価格ジムはクレーマーの温床になりやすい!
という点です。クレーマー達は値段で商品を決める傾向があり安値に群がりやすいのです。
家電量販店の年明け福袋などで、中華系の業者が中国人を雇って買い占めるなど同じことが言えます。
もちろん、低価格ジムでも良い会員様はいっぱいいらっしゃいます。ただしその環境にクレーマー達も行きやすいという点が問題なのです。
低価格ジムに集まる外国人顧客
低価格ジムには、ネットで検索して料金の安さに飛びつく外国人も多くいらっしゃいます。
特に、中国・韓国系の入会希望者はトイレットぺーパーを無断で持ち帰ったりタトゥー(刺青)は申込禁止だと説明した上でも、刺青アリにも関わらず契約してしまいます。(小さなタトゥーだから本人達はバレないと思っている)
施設案内の日本語も読めないので、もちろんルールお構いなしに利用されますので日本人顧客からしたら『中華系はマナーが悪い』と思われても仕方がありません。
日本人は外国人も同じようにルールに従うと思っているかもしれませんが、国が違えばルールも違いますので問題が発生するたびに会員様との衝突は避けられないことが多々ありました。
その度に対応するのがスタッフであり、トレーナー村石も当時対応しておりました。
大手フィットネスクラブも事態を察知して顧客を選別
『低価格は回転数を増やさなければ収益確保が難しい』・『低価格態にクレーマーなどが集まりやすい』
それらの、問題はすぐに上の上層部に報告され大手フィットネスクラブは徐々に顧客を選別するための料金設定を行うようにしました。
簡単にわかりやすく言ってしまえば、クレーマーや問題外国人たちが入りにくいように、それなりの料金設定を打ち出したのです。
高い料金設定は、利益率も上がる為サービスを落とさずに済む。しかもブラックリストに入っているクレーマーなどの顧客が入りにくいというメリットがあります。
逆に低価格料金設定は顧客自体は得をするかもしれませんが、その分入会数目標を増やさなければいけません。
しかも顧客が集まれば集まるほどスタジオ・プール・マシンジムは過密化されて『人が多くて運動できない』・『クレーマーが多い』などの問題も発生しやすくなります。
ジム会社を悩ませる潜在ブラックリスト顧客
大手スポーツクラブの頭を悩ませていたのが、普通の顧客に紛れている潜在ブラックリスト顧客です。
潜在ブラックリスト顧客とは、よく問題を発生させるクレーマーや外国人会員(偏見ではありませんが、事実中華系が多い)とは違って
表面的に表立って問題を起こさずに、問題を発生させてしまう会員のことを潜在ブラックリスト顧客と言います。
わかりやすく問題発生ケースを伝えるならば、女性更衣室で他女性会員様が所有する化粧品やシャンプーなどの道具を盗んだりする顧客のことを主に言います。
まぁシンプルに言えば人様の物を勝手に盗む泥棒です。
フィットネスクラブの更衣室には、スタッフは定期的に掃除したり見回りもしていますが、更衣室内はスーパーマーケットのように動画カメラの設置などはできません。
しかもタチが悪いことに人目のつくスタジオやマシンジムでは他の会員様と同じように運動しているので、犯人の特定が非常に難しいのが特徴です。
そのため、上記の問題顧客は犯人が特定できないケースが多いためジム関係者の悩みの種とも言えます。(男性スタッフはクレームのとばっちりを受けます・・・)
トレーナー村石の経験で述べると、治安が思わしくない地域のジムほど発生ケースが多かったように感じます。
女性の方は、身の回りのアイテムは常に目を離さないように注意しましょう!
余談ですが、ジム内の販売会イベントなどで浴室に『普段置かれていない体験用特別シャンプー・リンス』などを設置するとソレも盗まれます(ノ∀`)アチャー
大手ジムで勤務していたスタッフ時代の村石はとても悩みの種でした・・・(解決方法ないんですよねコレ・・・)
低価格になればなるほど放置プレー&スタッフ能力低下
24時間の経営ジムやスタッフ人数を極力抑えたスポーツクラブも増加傾向にありますが、それが貴方のダイエット結果をもたらすとは一概には言えません。
なぜなら24時間ジムのほとんどがフランチャイズ経営ですので、コンビニと同じように
『店舗の経営方法は理解してても、顧客のダイエットを成功させる技術能力はあるか疑問である』
という懸念材料が存在するのです。
グループレッスンやパーソナルトレーニングが出来ない非専門スタッフが多い場合、ジムでの指導すべき対応がただの事務的接客となりますので
貴方が『ココの体が悩みなんだけど・・・』と聞いてもピンポイントで答えることができるスタッフは少ないでしょう。
もちろんマシンジムに関しても放置プレーで『どうぞご自由に運動してください』という経営スタイルです。
24時間経営ジムがコンビニと同じくフランチャイズシステムを採用なんて一般顧客からは知る由もない為、どのジムも同じように見えますが中身は保証できないという訳です。
低価格ジムにて別料金を頂き水泳を教えるクラスに指導していた時も、スタッフが専門知識が無く世間話しだけで1時間経過させるという場面にも出くわしました。世間話しだけなので専門的指導ゼロです。
別料金払った1時間レッスンが世間話しだけで終了です(汗)
塾の個別指導の先生ですら、世間話しだけで済ませるなんて事はありません。しかし安値のジムにはそれが存在するのです!
そのジムを辞めた後に、同僚スタッフに聞くと
『@@サン実は4泳法出来ない癖に、特別料金レッスンや子供水泳教室で指導してたんだよ・・・by元同僚スタッフ』
もうね・・・空いた口が塞がりませんよ・・・
貴方は信じられますか?でも、本当の話しなのです・・・。
信じられない話しですが、トレーナー村石もこれにはビックリしました。(もちろんジム名は明かせません・・・)
もちろん会員様はそんなスタッフを評価していませんし、そのスタッフを避けている会員様も多数いらっしゃいました。
※24時間ジムの良い点を上げれば、『ダイエット結果を求めず、まずは運動習慣をつけたい方』や『既にトレーニング方法に熟知されたベテラン顧客』なら使いやすい環境です。
素人でも一発でわかる結果が出るジムの見分け方
そんな外部の貴方にも、一発でプロの在籍が多いジムの見分け方をご紹介致します。
プロは外部で活動していたり、『一人でも稼ぐことが出来る能力のインストラクターおよびパーソナルトレーナー』をさします。
この見分ける方法は非常に簡単で、チェックするところはスポーツクラブのタイムテーブルです!
外部講師であるプロは技術力があり勉強しているため、ジム側も費用がかかってしまいます。 逆にスタッフは安価でレッスン提供が可能です。
タイムテーブル用紙にスタッフ名前一覧をマークすると、なんと・・・
プロとスタッフのレッスン比率が出てきます!
例えば、ゴールドジムやトータルワークアウトなどはタイムテーブルのレッスン比率がプロ100%:スタッフ0%という数字を叩き出します。
これがダイエット結果の出やすいジムの理想です。
全国展開している大手フィットネスクラブは、プロ50%:スタッフ50%などに比率を調整している場合もあり、地域や店舗によっても異なります。
そして、安価に経営している安値を売りにしているスポーツクラブはスタッフのレッスン割合が非常に高いのが特徴です。先にあげたホリディスポーツクラブなどが代表例です。
『私、グループレッスン入らないんだけど?』と思う女性もいらっしゃるかもしれません。
しかし、このレッスン比率がジム内全体のレベルを顧客が把握できる安定したチェック方法なのです!!
安さを売りにしているジム程、スタッフの食事が弁当屋に注文だったり、最悪の場合スターバックスやマクドナルドの紙袋を持ってスタッフルームへ入室したりしている姿が目撃されるのです。
ちなみに、昔は大手もしくは専門的に勉強しているジムであれば先輩トレーナーから殴られます。軽くても厳重注意です。
トレーナー村石は、栄養管理を顧客に指導する立場として常に手作りの弁当でした。
必ずスタッフの職業前歴と勉強内容をチェック!
そして重要なのは、マシンジムに待機しているスタッフの技術力と知識です。
24時間ジムは、フランチャイズシステムを採用していますのでコンビニと同じように
【業界を知らない未経験者でも店舗運営が可能】
という初心者スタッフが初心者顧客にダイエット指導をやりかねない恐ろしいシステムです。
先程の泳げない人間が泳ぎ教えようとしてるのと同じ状態になりかねないって事です!!
しかし中には、事情があってよく勉強されているスタッフもいらっしゃいます。コレを探すのが顧客としての貴方の役割です!
その見分け方は2ポイントです。
1 : 前職は何をしていたか?
フランチャイズシステムで経営されている24時間ジムなら、全く違う業界の方が多数いらっしゃいます。
しかし、ダイエット知識や指導方法に精通されているスタッフは前職も
『@@ジムという別店舗で指導しておりました』
『数店舗でレッスン指導して空いた時間こちらで勤務しています』
『フィットネス業界で指導に携わって@年経ちました!』
という風に同じフィットネス業界で経験を積んだ方がいらっしゃいます。貴方の業種も同業他社から経験を積んだ方がいるのが当たり前なはずです。
実際に、私の知人トレーナーも独立前に24時間ジムで勤務していたことがございます。
残念ながら別業界の方は、指導経験も無ければ知識も無い場合がございます。
ただ例外として別業界から参入された方でも勉強されている方は特別です!
それが次のポイントです。
2 : トレーニング書籍は何を読んでいるか?
一般の方でもtarzanなどの運動書籍を読んだことがあるはずです。
フィットネス業界に携わるトレーナーやインストラクターは、解剖学・栄養学をベースに膨大な運動関連書籍を読破します。
読破して、得た知識を自身のトレーニングにも活かしそれらを顧客にダイエット結果・運動結果を提供するのが絶対的義務です!!
月刊トレーニングマガジン
アイアンマン(IRONMAN)
ウーマンズシェイプ&スポーツ
ここら辺を読んでおかないと、顧客に対して運動の問題店やダイエット結果を出せる指導は困難です。
もし貴方が『自身が在籍するジムスタッフの能力に疑問を感じる・・・』と思うようになったら
『前職は何をされていたんですか?』
&
『今、何の本読んでるんですか?』
この二つの質問だけで、貴方にダイエット結果を提供するスタッフかそうでないかが一目瞭然です。
結果が欲しいのならば、それなりの店舗を選ぶべき
もしトレーナー村石が、料金を払って通うならばゴールドジムを選ぶでしょう。スタッフがしっかり勉強しており、トレーニングを任せることが出来る人材が豊富だからです。
低価格のジムを選ぶのは、『まずは運動を習慣化したい』もしくは『既にトレーニング方法を熟知して勝手に運動しても結果が出せる!』という人にとっては、良い選択肢かもしれません。
結果を求めてて取り組むのであれば、結果に対応した店舗でないといけないのです。
TVCMしてる広告だしてる、売上が良いなどでダイエット結果が出ているとは限らないのです。
貴方の大切な時間とお金そして努力という投資に本当にそのフィットネスクラブ・パーソナルスタジオが応えることが出来るのか、もう一度しっかり審査してご自身で考えてトレーニング環境を選んでゆきましょう。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
追記:本当にダイエットを成功させたいなら初心者ジムは避けるべき理由
日本のフィットネス市場で24時間営業スポーツクラブや運動施設が右肩上がりに増えていると思いますが
貴方は『運動施設増加に比例してダイエット成功者も増加して比例している』と思いますか?そう思うならば貴方は甘い考えをお持ちです。
事実、高血圧・糖尿病・乳がん・子宮がんなどの生活習慣病患者数はいまだに右肩上がりでダイエット成功者が輩出出来ていないのがフィットネス業界の問題点です!
安いジムや簡単ダイエットを探している時点で、貴方もダイエットがいつまで経っても痩せることが出来ない『ダイエット難民』の仲間入りです。
別の記事にて『初心者向けジムの弊害』について詳細に記載しましたのでそちらもご覧下さい。
貴方のダイエット成功確率を高める要素の一つはプロの情報に耳を傾けることです!!こちらの記事もどうぞご覧下さい。
『初心者向け簡単ダイエット指導のスポーツクラブに疑問を持ちましょう』
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