初心者向け簡単ダイエット指導のスポーツクラブに疑問をもちましょう！

本日の記事は『初心者向け簡単ダイエット指導のスポーツクラブに疑問をもちましょう！』についてです。

 

スポーツクラブ業界の流れとダイエットを目指す貴方自身（女性達）への課題として取り上げます。

 

初心者育成化するフィットネス業界

ついこの前の出来事ですが、トレーナー村石がスタッフ時代にお世話になったジム会員様から大手スポーツクラブの話しを聞きました。

 

何を聞いたのかと言うと・・・

 

★元会員：『村石くんのいた大手スポーツクラブだけど難しいダンス系などのレッスンを減らして、レッスン種類自体を限定して指導するらしいよ。』

 

★元会員：『元々そのレッスン目的で来てた会員様も来てたからかなりブーイングなんだけどジム自体の方針は初心者層をターゲットにしたいらしく難易度中上級レベルのレッスンはやらない方針らしいねぇ・・・』

 

ちなみにトレーナー村石が在籍していたジムは東証一部上場企業の日本でも有数の店舗数を誇るジムであるため、方針転換は１店舗２店舗ではなく全国規模での大規模な方針転換だと思われます。

 

こんな話しは一般女性からすれば

 

『簡単に動けるレッスンの方が簡単にダイエット成功しやすいんじゃないの？』

 

と勘違いしてしまうかもしれませんがとんでもない間違いです。

 

ハッキリ言ってしまえば『今後スポーツクラブに入会する女性達のダイエット成功確率が大幅に下がる懸念がある』という事ですΣ(ﾟдﾟlll)ｶﾞｰﾝ！

 

簡単な運動だとダイエットが成功しないメカニズム

フィットネス業界が徐々に『運動初心者層』へとターゲットを方向転換して経営の舵をきっていますが、トレーナー村石は断固としてこれにNO！！を提唱します。

 

なぜなら『フィットネス業界は利益が出るかもしれませんが顧客はダイエット成功率が大幅に下がる』という懸念性が大であるからです。

 

簡単な運動だとなぜダイエットが成功しないのかシンプルに説明しましょう。

 

例えば、大学予備校は目指す大学受験の為に、目標とするレベルの高い課題を解かせてレベルアップを図ります。わざわざレベルの低い問題解かせて実力を下げたりなど無駄な時間はかけない訳です。この点は当たり前ですよね？

 

私達の身体も脳と同様に、厳しい環境下において育成すればかならず相応のレベルまで成長するのです。

 

フィットネス業界はこのメカニズムを知りながら『低強度・低難易度のレッスンを主に提供する』という方針は予備校で例えるならば・・・

 

『皆さ～ん誰でも出来る簡単な問題から解いてゆきましょうね～』と言っているのと同じことです。

 

大人達に足し算引き算させても成長しないのと同じように、軽い運動でダイエットが成功する確率は限りなく低いという事です。

 

もし高校や大学が簡単な問題しか解かせなかったらどうなると思いますか？生徒は楽かもしれませんが将来的な成長見込みはゼロに等しいでしょう。

 

もし予備校がこのような方針転換すれば結果を出せない＝大学合格者を輩出できずに速攻で倒産してしまいます。しかしスポーツクラブ業界はこれを通そうとしているのです・・・

 

なぜフィットネス業界が運動初心者を狙うのか？

この疑問に対しての答えは非常に簡単です。

 

『運動初心者は低コストで利益が出やすい』これが一番の理由です。

 

水泳指導で例えるならば中級程度になれば、必ずクロールだけでなく平・背・バタと四泳法必ず泳げる技術力のあるスタッフが必要ですしスタッフ育成にも費用がかかります。しかし初心者層であればクロールのみなどで最悪の場合スタッフ自体がズブの初心者でも構わないのです。

 

東証一部へと鞍替え（昇格）したスポーツクラブ運営会社が初心者をターゲットに経営を行い成功して以来、他の上場スポーツクラブも同じような方針へと続いています。

 

現在のフィットネスクラブは『いかに人材削減して施設をコンパクトにさせるか』という流れが著しく大きくみられます。

 

スポーツクラブでは定番だったプールはおろか風呂やサウナなどが無くシャワーのみといった具合です。実際にそのようなコンパクト施設で２４時間運動可能なジムが多数オープンしております。

 

運動を全くしたことがない方にとっては初心者向け格安ジムは気軽に通えるのでそれも良い環境と言えるかもしれません。

 

しかし技術力低下と施設コンパクト化によってダイエット結果が出るかは先ほども言った通り保証できません。

大多数の『スポーツクラブ行こうかな～』という人々はジムに行って運動すれば痩せると簡単に思っており、ダイエットの現実を知らずにジムを辞めてしまうパターンが大多数を占めます。

 

業界内部事情を知らない貴方だからこそ、ダイエット結果がキチンと出る施設の見極めが重要なのです！！

 

ジム指導者が厳しい環境を提供できない事情

ウェイトトレーニングなどで高負荷による指導を行えばダイエット結果が出やすいのは周知の事実ですが、ジム施設によっては「厳しい指導環境を提供できない」という特殊な事情が存在します。

 

それが「スポーツクラブ会社によって統一される経営方針」です！

 

スポーツクラブ会社自体が「初心者育成中心」へと方針転換するとマシンジムでアドバイスするジムスタッフやスタジオで多人数指導を行うインストラクターは軽いウェイトや誰でもできる低負荷低難易度指導を統一しなければなりません。

 

トレーナー村石自身も市運営施設と初心者向け低価格ジムにてトレーニング負荷の指導を行いましたが、他スタッフから「初心者向けに低負荷指導をおこなうように」と注意をうけたことがございます。(ちなみに注意してきた方はいずれも勉強していない素人同然のスタッフです)

 

優秀なトレーナー達は「低負荷低難易度指導によるダイエット成功者の減少」を現場で痛い程把握している為、会員様にダイエット成功して貰う為に独自で判断して指導をおこない、そしてトレーニングスタジオを立ち上げるのです。

 

※トレーナー村石もまだまだ発展途上です！

まさに「事件は会議室で起こってるんじゃない！！現場で起こってるんだ！！」です！

 

経営会議によって決定された方向性によって多くの現場（ジム各店舗）では技術力の低下によってダイエット成功できずに悩まれている女性達が増えるているのです。

 

貴方も「長期間ジムで運動してるけどダイエット成功出来ない」なんていう事件にでくわしてませんか？

 

人気レッスンは本当にダイエット結果が出るのか？

低負荷低難易度のグループレッスンで参加人数が多い場合は、特に気をつけてほしいチェックポイントです。

 

スタッフ時代にあったトレーナー村石自身の経験ですが、水中抵抗を上げて運動するアクアグローブというグループレッスンでの出来事です。

 

レッスンを新しくスタートした当初は参加人数が40名前後と、多くの方に参加して頂けましたが2ヶ月も経たないうちに15名前後と一気に減少しました。

 

参加しなくなった理由がわからなかったので会員様に

 

「なぜ参加人数が落ちたんですか？」と聞くと

 

「負荷が高くてレッスンがキツイと感じた会員が入らなくなった」という事でした。

 

顧客に対し身体改善を促す負荷をかける必要性を正しく指導した場合、多くの女性達は「自分自身がマイペースに動ける環境のみに集まる」

 

わかりやすくハッキリ言えば「ぬるい環境に集まりやすい」という現象が発生するのです。※特に筋トレしていない50代以上の女性が顕著

 

女性ならばわかるはずです。同じレベル帯の女性同士で仲良くなるのはスポーツクラブでも同様ですが、ぬるい環境下で他女性と厳しく言わせて頂くと『時間のムダ』に他なりません。

 

ダイエットに結果を求めるのであれば自分自身を磨く為、厳しい環境下に身を置くことをオススメ致します。

 

実際に低負荷低難易度のヨガやピラティスは初心者向けジムでは大人気です。

 

ジム方針でも参加人数の集まりやすいレッスンを提供しがちではありますが

 

あまりにもぬるい環境を提供すると『施設の初心者向け経営方針』と『会員様達の甘い考え方』が完全に浸透してしまい

 

ダイエットが成功しにくい運動環境が出来上がってしまうのです！

 

トレーナー村石はこれらを総称して

 

『ぬるい環境』と呼称しております。

 

ヨガやピラティスも高負荷のパワーヨガや難易度の高いポーズもあり、アクアビクスも指導通りならば高い負荷を与え身体改善に高い効果を得られるはずです。

 

しかし実際の現場では、『会社の初心者向け方針』と『会員様の甘ったるい考え方』が浸透してしまい、指導者側も負荷・難易度を下げざるを得ないのです。

 

ちなみにトレーナー村石が各地のスポーツクラブを経験して得てきた『ぬるい環境』の３ポイントをお伝えしておきましょう。

 

注意１：施設会社自体が『初心者向け』の方針を徹底している

プロインストラクターやプロトレーナーでなくスタッフがレッスンやトレーニング指導主体となっている。高難易度レッスンが少ないなどが見受けられた場合は施設自体の方針が『初心者向け施設』の可能性大です。

 

例えば水泳指導であればクロール・背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライと四泳法ですが二泳法限定や飛び込み練習（水泳大会前）など行わない施設なども注意が必要です。

 

顧客に結果をもたらすスポーツクラブは会員様へ難しい技術・指導を行っております。

 

スポーツクラブに長く通っていながら痩せることが出来ない顧客の多くは施設自体の方針に影響を受けている場合がございます。

 

注意２：会員様自身が高負荷高難易度の挑戦しがいのあるレッスンに参加しない

ぬるい環境が浸透してくると施設の会員様自体が高負荷高難易度に挑戦しないような環境になります。

 

中上級レベルの高難易度エアロビクス・STEPクラスが存在しなかったり、プロトレーナーが存在しないため『顧客によるウェイト重量設定の正しい説明』など聞いていない為に発生します。

 

他の初心者向けジムから来た会員様にトレーニング指導を行うと『軽いウェイトでもキチンと痩せることが出来る！』と前施設の初心者向け指導内容をそのまま鵜呑みにしている方もいらっしゃいました。

それではいつまで経っても『初心者レベルの運動』から殻を破ることが出来ず、理想とするダイエット結果も出ないはずです。

 

厳しいトレーニング・レッスンに挑戦することで身体変化を促す事が重要だと意識しましょう。

 

 

 

 

注意３：スタッフが勉強していない、スタッフ自身がトレーニングしていない

注意３の『スタッフ能力不足』は会社方針と会員様レベルが生み出した環境による結果です。高レベル指導の必要性がないためスタッフ自身もレベルがどんどん落ちてしまいます。

 

実力のあるスタッフは引き抜かれるか独立するか等によって会員様の近くで指導ができるのもわずかです。※プロトレーナーのように専属契約は別

 

注意１・２の『会社方針』や『難易度』については会員様御自身で把握しておけばどうにか避けることは出来ますが、『在籍スタッフの能力』については避けようがありません。

 

ダイエット結果が出ている運動施設などに移動することも考える必要性がございます。

 

ダイエット成功の鍵は厳しい現実に適応する行動力である

本日の記事はかなり長文となりましたが、運動施設やレッスン内容そしてスタッフ指導能力などこれらは欠点をあげてゆくとキリがありません。

 

ダイエット成功の鍵は『貴方自身が浸かりきってしまっているヌルい環境の脱却』です！

 

ダイヤモンド鉱物を削るためには同じ硬度のダイヤモンドが必要であるように、ダイエットには高負荷の運動も必要だということです。

 

『簡単』・『お手軽』・『初心者向け』等と謳うダイエットのヌルい運動ではいつまで経ってもダイエット結果が出ないのです。事実、トレーナー村石はスポーツクラブで膨大な数のダイエット難民の方を見てきました。

 

貴方自身がもし本気でダイエットを考えるならば、キチンと結果の出ている運動施設を選ぶべきだ！！という内容でした。

 

読んで頂けた方のダイエット成功をお祈りいたします。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

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