肥満体型のヒップと普通体型のヒップではトレーニング内容が違う！
村石 洋本日の記事は、『肥満体型のヒップと普通体型のヒップではトレーニング内容が違う！』についてです。
よくダイエット雑誌に影響されてヒップアップのトレーニングに励んでいる女性達がいらっしゃいますが、そもそもヒップの種目は個人のヒップの形によってトレーニング内容が異なります。
なぜなら、ヒップはウエストと同じように肥満度合いによってヒップラインが崩れやすく形が変わりやすい部位の一つであるからです。
今回の記事では、肥満度合いとヒップアップトレーニングの違いをご説明しますのでどうぞご覧ください。
ページもくじ
肥満のお尻はピーマン型・普通のお尻はピーチ型なヒップライン
ヒップアップの為にダイエット特集に影響されて自宅でトレーニングなどに励んでいる女性達が多いですが、ヒップの種目だけは特に警鐘を鳴らすべきだと私は感じます。
なぜなら、ヒップとウエストに関しては肥満度合いによって形が変貌している部位の一つだからです。
それを知らずにトレーニングを行った場合、普通体型の女性だとヒップアップどころかヒップが大きくなって下着やズボンの入りがキツくなる場合もございます。
実際に当スタジオの普通体型の顧客でも『ヒップが大きくなったかもしれなくて、下着やズボンが入りにくくなりました。』という声もあってトレーニング方法を変更させた程です。
ヒップの形をシンプルに説明すると、普通体型のお尻はピーチ型に対して肥満体型の方のお尻はピーマン型になっております。
普通体型の方はピーチ型でまだ丸い状態を保っているはずです。しかしヒップアップが気になっている女性が多いと思いますので、また後ほどご説明しましょう。
肥満体型の方はピーマン型でお尻の形が完全に崩れている状態です。崩れているとは言っても、トレーニングを励めばキチンと戻りますのでご安心下さい。
この二つの形をダイエット特集などでは、一緒にした状態でなぜかトレーニング特集を組んでいる訳です。コレは明らかにおかしいのです！！
肥満体型ヒップ改善の最優先は体脂肪減から！
こっから先はトレーナーさんによって見解が変わって来ますので、あくまで私の考えを述べさせて頂きます！
肥満体型の方は『体脂肪率を下げる事を最優先』となりますので、普通体型の丸いお尻にさせる必要がございます。その為、ヒップアップの集中トレーニングよりも全体的な体脂肪率減を意識した筋力トレーニングとなります。
ヒップアップのトレーニングを仮に導入して、お尻の筋肉量を上げたとしてもヒップアップの効果を感じませんしボディラインへの変化はほとんどありません。
当スタジオでもヒップを希望される女性達が多いですが、女性数値でＢＭＩ数値２４以上の方もしくは体脂肪率約３５％以上はヒップの形がピーチ型からピーマン型へと崩れておりますので『スグに戻る訳ではない』と説明しております。※BMI＆体脂肪率はあくまで目安です個人によりヒップの崩れは異なります。
これは、ウエストと同じで体脂肪が筋肉の上にのりすぎている為です。
よく肥満体型の男性が『腹筋を割りたい！シックスパックにしたい！』と言って腹筋トレーニングをしても変化がないのと同じです。まず上の体脂肪を削る（正確には膨張した脂肪細胞を縮小）作業から入らないといけないのです。
多くの肥満女性がココまで話しを聞くと、とても大変そうに感じますが実は大変なのは『普通体型女性の丸いヒップのヒップアップトレーニング』の方であると私は経験上感じております。
体脂肪率を落とすだけなら、誰でも可能ですし極端な言い方をすれば当スタジオが提供しているウェイトトレーニングでなくても体脂肪率減少は可能であるからです。
この部分は一般的に表現されている『体脂肪率を落とすダイエット』の段階です。
そして、ヒップアップをさせるには『筋力トレーニングによってボディラインにメリハリをもたせるボディメイク』へと移ります。
それでは、ヒップアップについて一緒に勉強してゆきましょう。
ヒップアップはお尻のトレーニングだけでは効果は得られにくい
ヒップアップを目指す方々に言っておきたいのが、たとえ普通体型であってもヒップのトレーニング種目をやればヒップアップ出来るという訳ではありません。
なぜならヒップアップは骨盤の角度まで関係してくるからです。
まずヒップ自体のトレーニング種目を説明するとケーブルトレーニングが必要になってきます。
『えっ？なんでケーブルでのトレーニングが必要なの？』と思うかもしれませんが、ケーブルの方が細かい角度でのトレーニングが可能であるからです。
しかし、スポーツクラブにはケーブルマシンが存在しても足首に巻くアンクルリストが無い施設が多く女性が行うにはサポートも必要になってきます。
ここまでのレベルになるとトレーナーさんの知識＆補助が必要になってくるという訳です。
一般人女性の場合は、ヒップ種目は様々な角度からのトレーニングが必要となりますのでかならず施設のトレーナーさんの指示を頂いてトレーニングを行いましょう。
※『えっ？詳しく教えてくれないの？』と思うかもしれませんが、商売ですし伝えても間違ってトレーニングしてもらうと困るので割愛させて頂きます。
ヒップの高さは単純にお尻の筋肉だけではない！
そしてヒップ以外の種目もヒップアップには必要になります。日本人女性が羨ましいと感じるのが外国人女性のヒップの高さです。
こちらの画像はミスユニバース2010のFadil Berishaさんの画像です。
こちらは『世界美尻コンテスト』で優勝を勝ち取ったブラジルのメラニー・ヌネス・フロンコビアクさん（２０歳）
どちらのヒップにも言えるのが、足元からヒップへのヒップラインがシャープであるという点です。
そして日本人との大きな違いは、外国人女性は骨盤角度が前傾寄りの方が多いという点です。骨盤が前に傾いていることで腰が反ってヒップアップされてヒップラインがキレイに見えるのです。
ちなみに補正下着メーカーなどもこの外国人女性のヒップラインを模して製作されていると言われております。
ここまでの部分を要望した場合は、骨盤前傾化のトレーニングである脚の付け根部分を鍛える必要があります。
では、一般人女性が『よしっ！脚の付け根部分トレーニングねっ！』と勝手に納得してトレーニングを始めると何が起こるでしょう？
仮に骨盤が前傾化させることが出来た場合、腰が反った状態となるのでまず腰痛の可能性も出ますし、骨盤を前傾化すると日本人は外国人よりも腸の長さが長いので下腹部が出っ張りやすくなります。
ビックリしますよね？ たかがヒップアップなのに『腸の長さ』まで関係してくるのですから。その為に当スタジオでは『ヒップ＆ウエスト』という分野を専門にさせて頂いているのです。
ちなみに日本人が腸の長さが長い理由が、消化に時間がかかる米や麦などを主食としてきた為です。海外は小麦が主流でありパンなどは消化が早いので遺伝的に腸の長さで差が現れたのです。
ヒップとウエストに関しては、スポーツクラブで運動したとしても解決が非常に難しく、会員様達の悩みの１位・２位となっていた程です。
私自身も単純にボディラインをキレイにさせる従来のパーソナルトレーニング指導技術だけでなく、このような難しい部分のヒップ＆ウエストに着目して技術を磨いてまいりました。
貴方がもし挑戦されるのであれば、私としては必ず（私でなくても良いので）パーソナルトレーナーをつけることを推奨致します。
適正なトレーニングと努力でヒップラインがシャープなボディラインを手に入れましょう！
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
instagram配信では40代からのボディラインを育てる情報を配信中！
40代からの 育児と仕事を頑張る
超多忙ママのための下腹部専門
ボディリセットスタジオ
『Beauty Body LAB博多』
40代からの 育児と仕事を頑張る
超多忙ママのための下腹部専門
ボディリセットスタジオ
『Beauty Body LAB博多』
〒815-0071
福岡市南区平和1-23-43-202
西高宮小学校より徒歩3分
地図拡大縮小は右下＋－、もしくは指先操作
関連記事:
エステよりもボディライン改善の費用対効果が高いのは実はウェイトトレーニング？
ボディラインを整えるほど筋力トレーニングの重要性が必須である理由
なぜボディラインを美しく改善させる為に身体を動かす必要があるのか？
貴方自身の問題をいつでも質問出来、随時改善可能な環境でなければボディスタイルは改善しない！
何キロ痩せたら見た目のボディラインが明らかに変化するのか？
ダイエット最高効率をパーソナルトレーニングスタジオは提供できると高々に宣言できる５つの理由！
リバウンドからスグに痩せボディへ戻れるのは筋トレだと断言できる決定的理由！
洋服の売上は、貴方の向上心と気温変化によって決定される。
真の健康美は、健全なる精神と運動によって生まれる素敵なボディラインである
自分自身に手を抜かない女性はなぜ二の腕が細いのか？
猫背はバスト崩れと腰痛の予兆！女性の背筋トレーニング重要性
なぜ自宅トレーニングでダイエットは成功しない？個人自体重運動とウェイト指導の差
若い頃からの美人よりも、積み重ねた美人の方が本物となってゆく。
ボディライン改善を数値化で捉えるようになったのは実証性を見出す為！
ギックリ腰や腰痛持ちの顧客がなぜか筋トレで改善されている点について
結果を出すトレーナーは顧客の何をみてダイエット成功へと導くのか？
ヨーグルトを成分表示から徹底比較！良いヨーグルトとオススメできないヨーグルトまとめ！
ダイエットは少しずつ結果が出なければ諦めるという事実
『女性４０歳からの筋トレは将来への基盤づくりに必須』だと言える理由。
ダイエットの近道は結果を出しているトレーナーだけが知っている
