ギックリ腰や腰痛持ちの顧客がなぜか筋トレで改善されている点について
本日の記事は、『ギックリ腰や腰痛持ちの顧客がなぜか筋トレで改善されている点について』です。
最初に言っておきますが、私は腰痛やギックリ腰専門ではありませんが肥満女性の多くは『腰痛持ち』や『ギックリ腰グセ』を持っている女性達が多いのが特徴で、それに関連して自然と腰をケアしながらの体脂肪率減のトレーニングを覚えるようになりました。
私自身も腰痛関連の書籍を読み漁ったり、実際に腰痛が改善されたケースもございますので今回の記事では、『なぜ筋トレで腰痛が改善されたのか?』についてお話ししますのでどうぞご覧下さい。
※本日の記事はあくまで『腰痛と肥満女性そして筋トレ』に関連を置いて話しており、普通体型の女性の腰痛ケースとは改善方法にズレが生じます。
ページもくじ
肥満女性の大半は腰に痛みを抱えている
私がスポーツクラブのスタッフ時代からずっと女性会員様を観察してきて、高い確率で女性達が悩んでいる一つが『腰に痛みを抱えている肥満女性があまりにも多い』という点です。
※膝に痛みを抱えている女性も多いのですがそれはまた後日ブログ書く予定です。
スポーツクラブでも『ジムに通うだけじゃなく腰の為に、整形や整骨院に通っている』という女性達は大勢いらっしゃいました。
私は腰痛改善の専門家になるつもりはありませんでしたが、あまりにもジムの会員様が悩んでいる方が多かったので、独自に書籍を読み漁ったり、病院のセミナーに混ぜてもらったりして勉強して知識を顧客へ提供するようになりました。
そして一番シンプルな改善方法が『筋力トレーニングによる腰の痛みの改善』だったのです。
なぜかを先にご説明すると、たとえ病院に通って優秀な名医から治療を受けてもその人自身(腰痛患者)が腰痛が起こりやすい生活によって、また腰の痛みを引き起こし再度病院へという繰り返しが普通であり、大多数の方々はこのパターンを逃れることが出来ません。
しかし私はスポーツクラブで、『筋トレに励んで腰痛が治った!』と自慢げに話していた女性会員様を知って以来、腰痛分野も今後の為に勉強するようになったのです。
根本的解決を導くのは私生活・食生活そして運動の3要素
仮に整形や整骨院で治療を30分受けたと仮定しましょう。しかし1日わずか30分治療したとしても残りの23時間30分を腰痛を生み出す生活によって、再度痛みが発生しますので根本的に解決する人はほとんど居ませんでした。
悩みの糸口が見つからないと思われた腰痛ですが、その根本的解決の糸口を見せてくれたのは、偶然にもジムの女性会員様(40代)でした。
その方(40代女性)は・・・
事務職で座りっぱなしによる筋力低下(私生活面)
仕事しながら合間に甘い物やお菓子をほおばる生活(食生活面)
業務後は、まったりとテレビばっかり見る生活(運動面)
と三つの要素が全て、肥満を誘発させるような生活であった為に肥満と腰痛を同時に発症させた為に、スポーツクラブへ入会されたそうです。
しかし、スポーツクラブへ入会し運動に励むようになってからは・・・
事務職の座りっぱなしでも膝をキチンと閉じて深めに腰掛け姿勢を意識(私生活面)
仕事しながらのお菓子などは全面禁止。また食事はトレーナー指導の野菜多め(食生活面)
業務後は、スポーツクラブへ向かい筋トレに励む(運動面)
※バランスボールはイメージです。
という3要素を全て改善させたことで、肥満だけでなくいつの間にか腰痛も改善されていたという訳です。
このように私生活面・食生活面・運動面の3要素を改善に導くことで、腰痛も根本的解決を導くことが出来るようになったのです。
この改善ケースを知って以来は、私も顧客で腰痛持ちの方がいらした場合にはトレーニング内容も含めお伝えするようになりました。
実際の改善ケース
当スタジオのケースでは、40代であまりに腰の痛みが酷く『私生活は杖が無いと歩くことが出来ない。福岡市中央区の天神コアの大きな信号が青になっても、杖をつきながら歩くのが遅かったので赤に変わってしまい、信号を渡りきることが出来なかった。』と言う方がトレーニング希望でいらっしゃいました。
この方の一番悩んでいた点は、整形・整骨院・腰痛専門と3箇所通っていても腰痛の根本的改善がみられなかった事でした。
治療院の先生方も『肥満体型で腰に負担がかかっていますので、ダイエットを・・・』と提言されたので、まずは痩せることを最優先としてパーソナルトレーニングを選んだそうです。
私自身、『もし生活によって引き起こされた肥満が腰痛の根本的原因とするならば、肥満が改善されれば腰痛も改善されるはず・・・。逆に言えば、肥満が改善されても腰痛が継続された場合は別の部分に原因が存在するということになるな・・・。』
と仮説を立てておりましたので、その方にパーソナルトレーニング指導を行い10kg減量してもらいました。
結果どうなったと思いますか?
結果はその方自身がビックリしており、『10年以上続いてどこの治療院もお手上げ状態で、どこの院もダイエットを〜と言ってたので、ダメで元々として減量に取り組んだら本当に腰の痛みが消えた!!』と喜んでおりました。
その方は現在、杖をつきながら歩く生活をパーソナルトレーニングによって卒業することが出来、自宅近くのパーソナルトレーニングスタジオに通いながら減量に励んでいるそうです。
このケースだけでなく、『夜中寝返りした時に腰に痛みが走った肥満女性』や『ギックリ腰グセのあった肥満女性』も同じように腰の痛みが劇的に改善されるようになりました。
もちろん腰の痛みのケースは様々ではありますが、『肥満体型であり腰痛にも悩んでいる』という方に対して言えば有効なアプローチの一つとして考えて頂いても良いはずです。(パーソナルトレーナー全てが腰痛改善出来る訳ではないので、必ず改善経験者に相談してください。)
筋トレによる腰痛改善のシステム
なぜ筋トレによって腰痛・ギックリ腰などが改善されるのか?
と私自身、トレーナーでありながら疑問に思ってましたが意外にもシンプルな答えでした。
それは筋力トレーニングによって生まれる『体脂肪率減少』と『筋力アップによる引き締め上昇』によるものでした。
肥満体型の方ほど腰の痛みを抱えているケースはお伝えしましたが、体脂肪率減少によって負荷のかかっている部位(関節や筋肉)が軽減されます。
※MRI写真
そこから更に、筋トレによってウエスト周りの筋肉が鍛えられることで、引き締まりホールド感がアップします。わかりやすく表現するならばコルセットがわかりやすいでしょう。
筋力トレーニングには野球で言うところのダブルプレーのような一石二鳥が発生していたのです!
注意を一つ挙げるとするならば、軽い筋トレでは上記のような結果は得られないことです。あくまで高重量高負荷による筋トレによって、この一石二鳥とも言える恩恵が引き起こされていたのです。
腰痛の根本的解決は私生活の改善から
腰痛の悩みが続く人は、治療院探しやダイエット方法探しに明け暮れているかもしれません。
私は経験上ハッキリ述べると、本当に腰痛の根本的解決を求めるならば、私生活の改善からアプローチを試みることを肥満+腰痛の方にお伝えするようにしております。
身体に関する悩みのほとんどは私生活から生じたものであり、治療だけに頼りきるのは『虫歯治療した後に歯磨きしない生活を送っている状態』となんら変わりません。
今回の記事は、過去に私が仮説を立てた上でウェイトトレーニング指導によるダイエットで腰痛が改善されたケースです。もちろん腰痛改善には多種多様存在し、現在も解明されていない部分が沢山ございます。
その上で、パーソナルトレーニングによって肥満体型の方がボディラインだけでなく、肥満によって生み出された可能性の高い腰痛まで改善されたのは肥満と腰痛の両方に悩んでいる方にとっては非常に魅力的に感じるケースではないでしょうか?
私自身も、そのような方々に結果がお届けできるよう勉強し精進して参りますのでご愛顧の程、よろしくお願いいたします。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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