なぜ自宅トレーニングでダイエットは成功しない?個人自体重運動とウェイト指導の差
本日の記事は、『なぜ自宅トレーニングでダイエットは成功しない?個人自体重運動とウェイト指導の差』についてです。
外でランニングに励んで運動を行うのと同じように、通販で購入したマシン機器などで自宅トレーニングに励んでいる人もいらっしゃるはずです。
通販では運動器具やダイエット運動DVDなどの自宅運動がよく販売されていますが、さほど効果が出ておりません。
今回の記事では、『自分自身だけでトレーニングとトレーナーとのトレーニング指導差』にフォーカスしてお伝え致します。
ページもくじ
そもそもウェイト重量調整が違う!
この点だけでもかなり大きな差が出ているのが、ウェイト重量調整差の違いです!
個人が自宅にてトレーニングした場合、軽い重量などで行いますが低重量はリハビリ患者向けや高血圧患者の重量設定である為、一般の方には『筋肉をただ動かしているだけ』に過ぎません。
画像で表現するならばこのような感じです。これで効果を求めるのは難しい場合があります。(もちろんテコの原理やスローで負荷をより与えた稼働なら効果を狙うことも可能です。)
女性達自身だけでウェイトトレーニングを行うと、仮にスポーツクラブのマシン機器を使用したとしてもウェイト設定が軽い場合がございます。
ハッキリ述べると女性達の多くは『高重量でしっかり筋肉に効かせる』という考えをもっていないのです。
パーソナルトレーナーから指導サポートする場合は、『持てるか持てないかの重量設定』でトレーニングを行います。例えば1セット10回ウェイトを上げるとした場合8・9・10がサポートがないと上がらない重量設定を行うのです。
先程の画像の小さなダンベルと比較して下さい。差が明らかに違うのがわかります。
トレーナーのサポートをつけるという事は、このような高重量を扱ってボディラインを構築することを意味します。
女性達は『ボディラインを引き締めたい』と願っていますが、ボディラインを引き締めるにはそれ相応の高重量でなければスピーディーに引き締めることが出来ないのです。
ここまでの高重量を扱った場合、女性自身だと準備だけが筋トレのような状態になり家でウェイトが散乱して漬物石と化すのは目に見えております。
せめてスポーツクラブのような環境でないと、高重量トレーニングは難しいので個人ではトレーニングが難しいのです。
細かい部分のボディライン調整が理解できない
筋肉部位によっては細かい部分の調整が必要です。しかし個人で行う場合はダイエット特集で組まれた身体の動きをマネるか、ダイエットDVDの動きをマネするかしか方法がありません。
更に、先程の高重量で扱う訳でもなく加圧トレーニングのように負荷設定を行ってくれない為、動きがトレーニングではなく『ただマネしているだけ』の状態になりかねないのです。
『低負荷+マネ』の状態となるとトレーニングとは言えません。しかも自分自身でどこの筋肉のどの周辺に負荷がかかっているか理解できないのです。
そのわかりやすい例が『ケーブルマシン』です。ケーブルマシンとはケーブルにつながったウェイトを上げる事によって様々な角度からトレーニングが可能になるマシンです。
もちろん自宅にはケーブルマシンを置いている自宅はほとんどありません。
そうするとダンベルは重力に反することは出来ませんので常に上に上げることを基本としなければ負荷がかからないようになります。
しかしケーブルマシンは横方向でもケーブルに繋がっている為、狙っている細かい部位にピンポイントで負荷をかけトレーニングが可能なのです。
画像は、足首にケーブルをセットして横からウェイトを引っ張りヒップ側面に負荷をかけている写真です。
このように運動環境で既に大きな差が開いてしまうのです。
自宅トレーニングはスケジュールがいつも曖昧となる
自宅トレーニングの弊害はスケジュールにも表れます。個人一人だけで行う為、スケジュールがいつも曖昧になってしまうという点です。
これはスポーツクラブに通っている方も同様です。大学のように講義の時間がキチンと設定されていても来ない方がいらっしゃいます。
しかし、中学・高校のように完全にスケジュールが固定されていたり、パーソナルトレーニングのように時間をご自身でしっかり予約されている場合はこの曖昧な部分を乗り越えることが可能です。
スケジュールの曖昧さは私自身、スタッフ時代にも経験しましたがスケジュール管理に関してはダイエット成功確率に非常に高いウェイトを占めています。
貴方が、自宅トレーニングに励もうとしても時間帯バラバラ・トレーニング内容バラバラであった場合、習慣化せずに運動器具にはホコリがかぶった状態となってしまうのです。
その証拠に中古品やオークションでは健康器具が大量に市場に出回っております。これは『自宅でトレーニングに励もう!』と挑戦して失敗された方々の足跡です。
『頑張ろうと思ったけど結局使わなかった・・・』なんてことにならないように、トレーナーとしっかり予約をキチンとしてその時間帯だけ本気でトレーニングに励むことの方がよっぽど効率的なのです。
肥満環境からの脱却ルートを導き出すことが出来ない
自身が肥満になったのであれば、その肥満環境からの脱却が必要です。
例えば事務職であれば、『他従業員からお菓子をもらう事が多い』・『コンビニ飯で済ますことが多い』などの日常生活習慣の環境から脱却できない部分です。
この点に関しては、たとえスポーツクラブに入会したとしても環境を変えることが出来ない方が非常に多くハードルの高い難問です。
パーソナルトレーナーは単純に1時間のトレーニングをサポートするだけでなく、顧客の食事環境や業務環境を把握した上で理想的な食事環境や摂取すべき栄養素などを提案します。
それに対して、自宅でトレーニングを頑張っている貴方もしくはスポーツクラブで一人で頑張っているだけの状態は、自分で1から調べないといけないのです。
脳システムから解説すると、『いままでの既存習慣』と『新しい取り組み』で最終的にどちらが勝りやすいかを研究した場合、誰もサポートがない人は『いままでの既存習慣』に圧倒的に戻りやすい傾向にあることがわかっています。
つまり、『自宅でトレーニングすればお金もかからずダイエットが出来る』なんて甘い考えを持ち合わせている人は、どうせ何もしなくなってしまうというオチが待っているのです。
運動する人達・結果を出す人達は環境を重視している
まだまだ細かい点がございますが、総括すると『自宅トレーニングは結局なにもしなくなる』ということです。
勉強会でボディビルダーの方と飲んだことがあるのですが『家でトレーニングすることはあるんですか?』と聞いてみると『いや、全くマシン機器が無いと時間の無駄だし結果出ないよ』ときっぱり言っておりました。
これはどんな業種に関わらず『結果を出す人達は環境を重視しており、オンとオフのメリハリがハッキリしている』という点です。
自宅で本格的なトレーニングルームを設置していれば別ですが、たいていの方は自宅トレーニングではオンとオフがハッキリしませんし、おそらくプロでも中途半端に終わってしまうから最初っから行っていないのでしょう。
もし貴方が『自宅でトレーニングして結果が出るのかな?』と疑問に感じたら、結果の出ているプロに質問してみましょう。
私が質問したような実践的な答えが返ってくるはずです。より高い結果へと自身を導くために、どこが結果の出る環境であるかをキチンと把握してトレーニングに取り組んでゆきましょう。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
instagram配信では40代からのボディラインを育てる情報を配信中!
40代からの 育児と仕事を頑張る
超多忙ママのための下腹部専門
ボディリセットスタジオ
『Beauty Body LAB博多』
40代からの 育児と仕事を頑張る
超多忙ママのための下腹部専門
ボディリセットスタジオ
『Beauty Body LAB博多』
〒815-0071
福岡市南区平和1-23-43-202
西高宮小学校より徒歩3分
地図拡大縮小は右下+-、もしくは指先操作