日本3大ビールメーカーの発泡酒に遺伝子組み換え作物使用で問題へ!
本日の記事は、『日本3大ビールメーカーの発泡酒に遺伝子組み換え作物使用で問題へ!』についてです。
2016年1月に大手3社酒造メーカーであるキリン・アサヒ・サントリーが発泡酒&第3のビールに遺伝子組み換えのコンスターチを使用が発覚しましたのでブログアップしたいと思います!!
※サッポロは既にGMO作物(遺伝子組み換え作物)を使用
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大手3社に発泡酒に遺伝子組み換え作物使用が発覚
2016年1月に大手酒造メーカーであるキリン・アサヒ・サントリーの3社が発泡酒&第3のビールに遺伝子組み換え作物を使用していることが発覚しました。※サッポロは既に使用。発泡酒にはNON-GMO(非遺伝子組み換え作物)を使用しているのですが、なぜこのようなことが発生したのでしょうか?
日本のコーンスターチ製造&卸会社である日本コーンスターチという会社があるのですが、こちらではビールの発行に使用されるコーンスターチを製造・販売を行っております。
コーンスターチとは、とうもろこしを粉々にして粉のデンプンにさせたものを指します。
そして発泡酒や第三のビールの甘味料として使用されている『液糖』これは、コーンスターチを液状化させて生産させている液体です。
ビール・発泡酒・第3のビールには2種類の原料が使用されており、アメリカから輸入したGMO作物(遺伝子組み換え)と日本などで通常どおり生産されているNON-GMO作物(非遺伝子組み換え)です。
遺伝子組み換え作物は、作物の遺伝子を操作し害虫や除草剤に強い特性があります。アメリカではガソリンの代替え燃料として一時期注目されたため、とうもろこしのアメリカ国内生産90%以上がGMO作物です。
日本に輸入されているGMOとうもろこしは、厚生省が『安全であると判断』しての輸入だそうですが、とうもろこしを生産している北海道などの調査では約8割もの人が『不安』だと回答しております。
なぜ発泡酒原料にGMO作物を選んだのか?
大手酒造メーカー3社は正式な発表をせずに、2015年1月にGMO作物に切り替えたことが発覚しました。しかし、なぜ今になって急に原料を変更したのでしょうか?
テレビ局がメーカーに直接問い合わせたところ、『原材料であるトウモロコシの安定供給ができない』・『お客様へ安定した品を届けるため』と返答があったそうです。
キリン回答:『非遺伝子組み換えトウモロコシの調達環境が厳しい中でお客様へ安定して商品を届けるため』
サントリービール回答:『長期的に安定して原料を確保するため』
アサヒ回答:『安定調達のため』
各メーカーが供給面の不安を理由としてGMO作物へ切り替えを行ったそうです。
特に、消費者達の驚きを隠せないのがキリンです。1990年頃キリンショックと呼ばれキリン自身が安全品質の為『遺伝子組み換え作物は使用しない』と発表し、他メーカーもその動きに習いました。
その安全性を重視したキリンだけに今回の消費者の落胆はすさまじいものです。
加工会社へ原料を販売する大手メーカー『日本食品化工』という会社は、『糖類に使うトウモロコシをすべて遺伝子組み換え作物に切り替えた』と発表。
しかしその理由は、酒造メーカーと異なった理由で『供給が難しくなった訳ではなく需要が減ったこと』を理由としてあげられ、さらに業界関係者によると『顧客側であるビールメーカーの方からGMO作物へ変更したい』と依頼があったそうです。
他業界関係者によると、『原料の非安定供給などは今のところ考えられず、お金さえ払えれば安定した供給は可能であるが、お金が出せるかどうかでGMO作物へと決定したのではないか?』と回答しておりました。
ビールに遺伝子組み換え作物を使用しない理由
現在、ビールには表示義務でGMO作物を使用した場合には商品に表示義務があるのですが、発泡酒や第3のビールには表示義務がないためにGMO作物使用に踏み込んだと言われております。
今後、日本では表示義務のない製品にどんどん遺伝子組み換え作物利用が進むのではないかと懸念されています。
アメリカでは非遺伝子組み換え作物の商品が急成長!
一方、大半の作物に遺伝子組み換えで生産されているアメリカでは現在、
非遺伝子組み換え作物の商品が急成長して売れ行きが良いというニュースが発表されました。
ニュースには報道されていませんが、アメリカでは病気にかかった場合、盲腸などで数百万医療費がかかってしまい病気になれば医療破綻・医療破産が当たり前な国なので
『自分の身体は自分で守る』という考えが浸透しており、特に飲食物の商品に関しては高い安全性のものが高い評価を得られているそうです。
その動きは外食産業にもおよび、アメリカ発で日本にも初出店を果たしたベアバーガーですが、遺伝子組み換え作物で育てた牛でなく牧草牛で育てた牛の肉でハンバーガーを提供しているそうです。
アメリカの外食産業側も『遺伝子組み換え作物が体にどのような影響がでるかわからない為、食品を提供している側としてもリスクは取れない』とコメント
アメリカ全体の流れは、トウモロコシ作付面積にも影響し2014年93%のGMO作物が2015年には92%と今年はじめて減少に好転。
アメリカの変化を追い風に動き出す日本企業!!
日本でいち早く動き始めたのは『日本コーンスターチ社』です。日本コーンスターチ社は、アメリカの商社を通さずに直接、NON-GMO(非遺伝子組み換え作物)を仕入れています。
仕入れ価格は4年前と比較して3割も安く仕入れることに成功(2016年度分)
日本コーンスターチ社長コメント:『あのアメリカ人が遺伝子組み換えに懸念を持ち始めたんですよ!アメリカ農家と契約する際にお話しを持っていきやすい。(遺伝子組み換えが)心配である以上、応えるのが私たちの責務です』
なお遺伝子組み換え作物に対し、アメリカはまだまだアバウトな考えが浸透しており、ヨーロッパは慎重な見方をしめし、日本はその中間とも言えます。
消費者それぞれが、選択肢の幅を広げて選べる時代でありたいものです。
以上が動画11分の内容でした。youtube残念ながらアカウントごと消去されております。
ニュースはWBSよりお伝えしました!!
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