ダイエットがブームで終わるメカニズム!無駄投資を避ける知恵
本日の記事は、『ダイエットがブームで終わるメカニズム!無駄投資を避ける知恵』についてです。
私は、大手スポーツクラブからフィットネス業界での経験が始まり、多くのスポーツクラブ、市運営運動施設の経験を経てパーソナルトレーニングスタジオを立ち上げました。
業界を俯瞰して感じたのは、『ダイエット成功者数が意外にも少ないこと』そして『ダイエットのブームに流されている人が非常に多いこと』の2つでした。
テレビで新しい運動が発信され、ブームになるとジムでその運動方法を実践し始める会員様が表れ、スーパーで購入出来る食材がダイエット食品としてブームになると、会員様はこぞって購入しスーパーでは売り切れとなりました。
では、ブームに流された女性達はどうなったのでしょうか?私はさまざまな運動施設を通して、観察してきましたが・・・
実は、流されやすい人ほどダイエット成功率が低い傾向がフィットネス業界を通して感じました。
もちろん中には成功した人もいるかもしれませんが、圧倒的多数でダイエット失敗者が続出しており、自分がやりやすい運動や元の食生活習慣へと戻ってゆきました。
今回の記事では、そんなダイエットブームのメカニズムと無駄投資とならないための知恵をお送りしますので、どうぞご覧下さい。
ページもくじ
なぜ多くのダイエットが流行となり。そして消えていったのか?
私が大手ジムのスタッフ時代に巻き起こった食品系のダイエットでは、スーパーマーケットで該当商品が品切れとなりました。
テレビが紹介した運動DVD・運動方法・運動器具は、ジムで真似する会員様、購入される会員様が続出しました。
※YouTubeより画像引用
では、現在はどうでしょうか?今は見る影もなく、運動器具・運動DVDはリサイクルショップに並び、食品系のダイエットは挑戦する人がいません。
ブームとは、利益が上がる側の視点に立つと始めて理解できます。
『いかに盛り上がっているように魅せるか?』
『いかに信憑性が高いように魅せるか?』
そして『のってきた人からいかに、利益を上げるか?』
それらは全て熱が冷めると『あぁソレ、昔流行ったね。』の一言で多くの人達は終了させているです。
しかし、中には流行で終わらせるには非常にもったいない、非常に効果の高い運動種目も存在します。エアロビクスや加圧トレーニングが最たる例と言えます。
今は下火な運動種目も再燃する可能性もございますが、一時期のムーブメントとなる原因の一つは、『他の人もやっているから』に他なりません。
そして続いていない原因は、『継続力がないから』に尽きます。
流行が廃れてゆくメカニズム
私自身、ダイエットのブームはスポーツクラブを通して多々見てきましたが、貴方は『流行が廃れてゆくメカニズム』を考えたことはございますか?
これは、経験を踏まえた上での私自身の考えですので、考えの一つとしてお読み下さい。
流行が廃れてゆくメカニズムは、2つございます。
一つは、『流された消費者側が、本当に良いものかどうか理解していない。』という点です。
二つ目は、『流行を実践することによるデメリット面の把握』です。
この二つは個別に、ご説明しましょう。
1:流された本人達が、本当に良いものかどうか理解していない
ブームで終わるには非常にもったいない運動種目は多々ございます。
例えばエアロビクスです。有酸素運動の代名詞ですが、習得までの難易度も高めであった為、初心者向けのスポーツクラブではタイムテーブルに乗ることがすくなくなった種目です。
しかし、私自身も指導していた経験があるので、エアロビクスを語らせて頂くと、有酸素運動種目の中であれほど完成された種目は、未だかつてみたことがありません。
左右対象に動く動作は、左右均等の筋肉に効かせる動作であり、ランニングやサイクリングとは違い、全体的な筋肉をバランスよく組み合わせて動作を組み立てます。
ダンス種目のように筋肉の何処を効かせているか適当な種目と比較すると段違いに安定して結果が出しやすい種目でした。
一世を風靡した加圧トレーニングも同様です。
日本人があみだした加圧トレーニングは、研究結果も素晴らしく世界中に『kaatsu training 』の名を広めるに値する素晴らしい運動種目です。
身体に定着した固形化している脂肪を、液体化(遊離)させる効果をもつ成長ホルモンの分泌量は他運動種目の中でもダントツで、現在でもそれらを超える運動種目は生み出されておりません。
このように加圧トレーニングやエアロビクスなど特に、一世を風靡した運動種目は効果が素晴らしく高く『流行で終わるべきではない!』と胸を張って言える運動種目です。
では、なぜ流行として扱われてしまったのかと言うと、原因の一つは消費者側が『本気でダイエットに取り組んでいなかった!』が大きな原因です。
エアロビクス・加圧トレーニングどちらも指導者は沢山存在し、優秀な先生方が多いのが特徴です。
そして、優秀な先生方の指導について継続されたお客様・会員様はどの運動施設でもダイエット結果が高い傾向にあります。大手ジムに在籍している10年前後のベテラン会員様などが最たる例です。
では、そうでない方々はどうでしょうか?流行は、『他の人達がしなくなればわたしもしない』なんていう非常に不安定なものです。そのため本気でダイエットに取り組んでいなかった為に手放してしまったのです。
では、手放した消費者側に『流行として終わらせた原因』があるのでしょうか?
それはもう一つの項目、『実践することでデメリットを把握する』に原因が隠されております。
2:流行を実践することでデメリットが把握できるようになる
流行には勢いがありますが、下火になるキッカケが存在します。それは、デメリットが把握出来るようになることです。
例えば、スポーツクラブのスタジオレッスン2トップはエアロビクスとステップと呼ばれるクラスでした。
しかし、この2つのレッスンは習得に時間を要するだけでなく会員様自身も技術の習得が必要でした。習得を諦めレッスン中にスタジオを去る会員様をどのジムでも見かけました。
流行時は、特に負荷が高く難易度も高かった為、会員様だけでなく故障するインストラクターの先生方も多くいらっしゃいました。
このように流行を実際に実践してみると、メリット&デメリットが自身で実感出来るようになり自分自身にとってデメリット面が高い程、流行のダイエットから脚を遠ざけてゆくのです。(もちろん良さを理解して本気で取り組んでいる方々だけ残り継続されます。)
これは、エアロビクス・ステップだけではありません。ハッキリ言えば運動種目全てに言えることです。
ホットヨガや岩盤浴でダイエット目指した女性達が、脱水症状で水分量だけ低下させて帰ってきたり、水泳のグループレッスンでも習った本人が習得出来なければ来なくなります。
では、①『良さを理解していない』 ②『デメリットを感じる』の逆である『その運動に良さを理解してメリットを感じる』となればブームはブームでなくなるのでしょうか?
流行が流行で終わらずダイエット成功まで導かれる知恵
エアロビクスもステップも加圧トレーニングも一世を風靡するする程のブームとして騒がれ、今では落ち着きつつある種目ですが、現在でも根強いファンによって支えられております。
その一方で、ブームとして捉え中途半端に終わった方々は、思うような理想的な結果が得られずに終えた人の数は膨大に存在します。そのような人々を私は、『ブームに流された犠牲者ではないか?』と疑問に感じております。
ブームに火をつける側(ムーブメントを起こす側)のコントロールは消費者側でコントロールすることはできません。企業の戦略によって緻密に計画されているからです。
大事なのは、消費者側である自分自身が流行を上手に活用してダイエット結果を導き出すことではないでしょうか?
自分にダイエット結果が出れば、自分の中でダイエットブームは巻き起こる!
今までのダイエット失敗者は、テレビや雑誌でダイエットブームが始まると『私もっ!!』と言わんばかりに追随してゆくだけでした。でも、多くの方が『ダイエットはブームを追いかけるだけでは、自身の体重に変化は無い・・・』と気付いているはずです。
大切なのは、自分自身にダイエットのマイブームを引き起こすことです!
この部分に関しては、当スタジオにて運動に励むお客様のケースを元にお話ししましょう。
40代前半の女性ですが、『家から近いジムや職場から近いジムに通ってましたが、入っちゃ辞めを繰り返しており7ヶ月以上運動が継続出来たことがありません。』とお悩みで当スタジオに問い合わせ頂きました。
御本人様は『ダイエットのブームで流行っていたのも色々試してみたのだけれども続かない。自分だけ継続力がないのではないか・・・?』と本当に悩まれていました。
トレーナーである私は、肥満大国であり先進国のアメリカでさえ国家レベルでダイエット推進出来ずに苦慮している事実を勉強で知っておりましたので『あぁ、それはお客様個人だけでなく国家レベルで苦慮してますので何も気にされなくて大丈夫ですよ。』と冷静に事実をお伝えしました。
そして他のお客様と同様に、ご契約されウェイトトレーニングを開始しました。
経過は順調で1ヶ月ごとに2kg体重が落ちることで4ヶ月では8kgも減量できました。その時に彼女にある変化が起きていたのです。それは、『少しずつでも結果が出ると自分の中でダイエットブームが巻き起こる!』という点です。
今までは、ジムが続かなかったりダイエットのブームも諦めていた女性が、既に1年半以上経過しているのです。もちろん現在でも継続しております。
彼女いわく、運動が継続するコツは『ウェイトトレーニングは大変だけれども週1回で結果が少しずつ出るからこそ頑張ることが出来る。』
このケースをお読み頂いて貴方はどう思ったでしょうか?
ダイエットを本当に成功させる人の特徴は、『良さを理解すること』・『デメリットを把握した上でメリットを実感すること』そして『少しずつでも結果を出すこと』。
この3つが重なると
ダイエットブームは流されるのではなく、自分自身の中で巻き起こる・引き起こすもの!
と自分自身が身をもって実感するのです。
ダイエットはよく特集が組まれ、ブームになりがちですが消費者側がお金だけ使って結果が得られないケースが多発します。私はその一部始終をスポーツクラブを通してみてきたのです。
この記事を読んだ貴方は、『ダイエットブームはブームとして流されるのではなく、自分自身の努力によって、自分の中に巻き起こすもの!』と意識しましょう。
そうすれば、貴方のダイエットが無駄な投資に終わることなく、自身のボディラインに結果としてあらわれることでしょう。
ぜひ、自分自身のブームでボディライン改善へと努めてゆきましょう。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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