健康診断前のその場しのぎダイエットは自身の人生に致命的欠陥をもたらす。
本日の記事は、『健康診断前のその場しのぎダイエットは自身の人生に致命的欠陥をもたらす。』についてです。
私がトレーニング指導するOLさんとのお話しで
『もうすぐ健康診断なんですけど、数値悪いの出ると怖いから皆、その場しのぎで食事制限とかやってるんですけど、終わった途端に皆で飲みに行っちゃうんですよね。』と話題が上がりました。
私自身の健康診断の経験は、スポーツクラブだったので現場で指導する指導者は毎日運動ですのでほぼ皆異常値無しで、引っかかるとすれば店長以上の役員クラスの方々ばかりでした。
健康診断前のその場しのぎで何らかのダイエットを行い異常値を回避する方法は、運動指導者としてはオススメしておりません。
あえて言うならば『異常値です!』と言われた方が現在の時点で烙印が押されたとしても、今が大変であっても頑張りさえすれば将来的危機を回避することが出来るからです。
今回の記事は、そんな『その場しのぎダイエット』の危険性と現在にこだわることへの重要性についてお伝えしますので、どうぞご覧ください。
ページもくじ
その場しのぎの行動は、ただの悪習慣!
その場しのぎの行動を何故、運動指導者である私がオススメしないのかと言うと『ただの悪習慣』に他ならないからです。
例えば、小学生の頃に夏休みの宿題を早めにせずに夏休み終了ギリギリで一気に処理してどうにか間に合わせます。
表面的な結果としては『毎日コツコツ』と『終了ギリギリ』のどちらも同じ期限に提出出来ているのですから問題はありません。
ここで『終了間際のギリギリさん』は無事提出出来てどう思うのかと言いますと、その人自身は・・・・
なぜか、『私は要領が良い!』と思ってしまう訳です。
終了間際ギリギリでゴールが出来るようになると、確かに『ラスト何日から動けば、どうにか間に合うな・・・』と計算してしまいがちです。
ただし、そのギリギリ習慣がついてしまいますと、貴方自身の人生で何をこなすにしても『終了間際のギリギリ』がクセになってしまうのです。
この悪習慣化してしまう事を、心理学者では『中毒』と表現されており・・・
『中毒とは短期的には利益をもたらし、長期的には破滅をもたらす習慣的な行動』と定義されております。
※引用元:TQ(time quest)心の安らぎを発見する時間管理の探求P321
貴方が企業の大切なポジションに居る人材もしくは、経営者トップであった場合で考えてみましょう。
定期的な健康診断で悪い数値を避ける為のその場しのぎとしての一時的な施策をもし繰り返している場合、それは長い人生で考えるならばただの『中毒』となんら変わりがないのです。
『その場しのぎ』するならば早めに指摘され本格的行動指針を!
その場しのぎの行動は、たとえ無事に済んだとしても『コースアウト寸前で次は無いな・・・』と危機感を持っておくことが重要です。
確かに、その場しのぎでコースアウトせずにこなせる人は要領の良い人かもしれません。
では、健康診断で異常値が出て指摘された場合、その場しのぎが出来なかったらどう行動するのでしょうか?
『その場しのぎ』に頼った人の行動パターンはいたって単純で、その場だけ人格が変わったかのように本気で取り組み、安全水準に入った瞬間に元の行動へ戻ってしまうのです。
表現するならば崖っぷちの状態をずっと繰り返している状態となんら変わりません。
他分野では『その場しのぎ』が通用するかもしれませんが、健康管理・ボディライン改善においては『その場しのぎ』は推奨しておりません。
私自身の経験で、挙式1ヶ月前に体験トレーニングを希望され『体重を@@kg減量させて、ウエストを@@cm落としたい!そうでないとドレスが入らない!!』と言ってきたお客様がいらっしゃいました。
※引用:たけしの過程の医学https://www.asahi.co.jp/hospital/archive/broadcast/2011_1025.html
私は素直に『他の運動施設へ行かれて下さい。』とお伝えして丁重にお断りさせて頂きました。画像のように『エッ!?一ヶ月で痩せれるの??』と少しでも思ってしまった貴方はテレビの観過ぎです。
どの運動施設でも見かけましたが、『その場しのぎ・期限ギリギリ』を運動施設側に求めるお客様は後を絶ちませんでした。
私が断っている理由は、その場しのぎ・期限ギリギリを求めるお客様ほど「結果が出なかったらクレーム」・「また元の不摂生な食生活に戻り、運動に将来的価値を感じてもらえない」と今までのお客様のパターンを把握しているからです。
つまりご本人が長い視野で運動に取り組んでいく考えをまったく持っていないのです。
一見すると、売上が上がるから良いのではと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、私自身の仕事は物語で言う、ウサギさんのような『その場しのぎで期限ギリギリの人を救うお仕事』ではありません。
カメさんのような『週1回コツコツでも構わないからキチンと女性体型を改善させたい』と願う人達の為の運動施設です。
その場しのぎが出来なかった場合、どうなってしまうのか?
健康分野において、短期ダイエットなどのように『その場しのぎ的ダイエット』は後を絶ちません。
テレビ画像をアップした内容と同じように、非常に効率よく感じてしまう為で、同じように挑戦される方々が後を絶たないからです。
では、『その場しのぎが出来なかったケース』を実際にシュミレーションして考えてみましょう。
これは厚生省が画像データと共に警鐘をならしておりますのでご紹介致します。
喫煙・飲酒そのほか不摂生な食生活をズルズルと引きずった成人が病気へと引きずりこまれるケースを画像化したものです。
会社の健康診断などをその場しのぎでたまたま良い結果が出たとしても、崖っぷちである事に変わりがないはずです。
しかし、そのようなギリギリの状況下でしか行動されない方ほど、簡単な方法を選んでしまいがちです。
その行く末は、厚生労働省が画像として警鐘を鳴らしている通り、『不健康レベルごとの難易度』です。
レベルが上がるにつれて引きずりこまれる画像は、その場しのぎが出来なかった方々のケースを現実的かつ如実に表現しております。(※如実=事実の通りであること)
もし健康分野において、健康のその場しのぎが出来るのであれば・・・
『世の中には運動施設が存在するが、病院はほとんど存在しない』なんていう支離滅裂な社会が出来上がってしまいます。そのぐらい、『その場しのぎだけで完全に回避出来ることはあり得ない。』と断言ができます。
貴方の目に見える現実世界において病院がいたる所に存在しているのは・・・
『その場しのぎが出来なかった方々を病院の先生方及び看護士などの医療関係者の方々が救済してくれているから』が明確な答えであるはずです。
つまり、『健康面のその場しのぎが習慣化されている方々のゆく先は、運動施設ではなく病院。』であり
『その場しのぎが出来なかった方々から順番にズルズルと引きずり込まれている』が現在の日本における健康水準の、眼をそむけてしまいがちな現状なのです。
毎日コツコツこそ将来的に圧倒的優位に立つことが出来る!
ウサギとカメのお話しがブログ説明の比較対象としてのピッタリなので、次はカメさんのお話しをしてみましょう。
『コツコツさん』は、自身を『要領が良い』とは思っておりません。ただ定期的にこなすべき課題をコツコツこなすだけです。
『週1回1時間のウェイトトレーニング』、『毎日のちょっとした食事管理』これらをコツコツと繰り返すだけで時間が経過すればするほど、大きな差となって人生の方向転換をもたらします。
余談ですが、貴方が今ご覧になっているブログもコツコツと作成されているものです。
弊社はそのおかげで広告費用0円でありながらも、しっかりとお客様からトレーニング希望・体験希望のご連絡を頂き運営することが出来ております。
その一方で、同業他社の方々は莫大な広告費をかけて運営しております。
『その場しのぎ』と『コツコツとこなす』に決定的差が生まれるのは他分野においても同じです。
『コツコツと定期的に課題へ取り組むことが、驚異的な結果につながる。』が今回の大切なポイントであり、貴方の習慣を好転させる要因の一つです。
コツコツ取り組むことは非常に地味な作業であり、飽きることもあるかもしれません。しかし、貴方自身の人生に驚異的な結果をもたらす要因であり『その場しのぎ』を卒業させる為に必要なことですので、ぜひ意識的に小さくコツコツを日々の生活に取り入れて頑張ってゆきましょう。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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