体験トレーニング無しのご契約は重大事故につながる!
本日の記事は、『体験トレーニング無しのご契約は重大事故につながる!』についてです。
過去に1度『他社で体験トレーニングが出来ないにも関わらず契約を勧められて困った』という方が当スタジオでトレーニングしていたことがございました。
大手スポーツクラブをはじめ様々な運動施設にて、運動指導をさせて頂きましたが『体験トレーニング無しの契約』はゼロで1社もございません。
今回の記事では『お客様が体験トレーニング無しでご契約履行させた場合の問題』について記載しておりますので、パーソナルトレーニング等をご契約をお考えの方はしっかりとお読み下さい。
ページもくじ
体験トレーニング無しで契約は問題あり
過去に1度『他社で体験トレーニングが出来ないにも関わらず契約を勧められて困った』というお客様がいらっしゃいまして、当スタジオでトレーニング指導したことがございました。
そのお客様は、その契約を勧められた店舗店員から『絶対痩せさせます!』とゴリ押しだったらしく、高血圧の症状も相談したかったのだがそれどころじゃなかったらしく、当スタジオへいらっしゃいました。
私は当時『体験トレーニングはおろか症状も相談出来ずに、営業ゴリ押しなんて自社の売上しか考えてない無茶苦茶な運動施設もあるんだな・・・』と思っておりました。
噓みたいな話しですので、嘘と思われると私も困るので、念のためそのお客様の高血圧データをアップしておきます。
話しを戻して『体験トレーニング無しで契約を勧める運動施設』についてですが、他社様の方向性の違いもございますので会社を否定は致しません。
ただし『体験トレーニング無しでの運動契約』は余りにもリスクが大きすぎるのでブログにてお伝えさせて頂きます。
一般消費者の立場となる貴方は『体験運動しなかった場合の問題』を一緒に冷静に考えてみましょう。
体験トレーニングとは、契約内容を理解し安全に運動出来るか確認する作業
ここの所、体験トレーニングを軽視されている運動施設が増えたように見受けられますのでお伝えします。
体験トレーニングとは『お客様ご自身が契約内容を理解し安全に運動出来るかを確認する作業』に他なりません。
例えば、このブログを書く運動指導者である私は、市の運動施設含む17の運動施設で運動を指導させて頂いた人間ですが
その運動施設全て『体験トレーニングを行い、お客様のご契約するサービス内容と、運動の安全が確認出来てからのご契約』が必須となっておりました。
大手スポーツクラブだけでなく、市が運営する運動施設や地元経営のスポーツクラブも含めて全ての運動施設が『体験トレーニング受講がご契約前に必須』だったのです。
受講させずに万が一、契約された場合『クレームや重大事故につながる可能性』が余りにも大きかったからです。
この部分を軽視される運動施設が多くなってきたようなので、私のケースをお話ししましょう。
体験トレーニングしなければ気づかなかった重大疾患
私がパーソナルトレーニングを開業させ立ち上げたばかりの頃に、福岡市外の遠方から2名体験トレーニングを受講された女性がいらっしゃいました。
私含む、お客様2名での体験トレーニングです。問題は直ぐに発生しました。
1名がトレーニング開始10分で頭痛を訴えだしたのです。
私は運動施設での経験から『高血圧もしくは脳に異常が見られる』と判断してトレーニングを中止させお客様に・・・
『病院のほうで精密検査をされて下さい。おそらく異常がみつかるはずです』とお伝えしました。
すると後日、お客様自身の報告で『蜘蛛膜下出血の初期レベル』が発見されたそうです。
自身の自覚症状がなく、太ってはいたものの『生活できるのだから健康体』と思っていたらしく、ダイエットを決意しようとした矢先の出来事だったのです。
くも膜下出血は、毎年30000人以上の方がくも膜下出血によって命を落としています。それも発症する約7割が女性とされています。ある日突然起こるので、起こったらすぐに救急車を呼ばなければなりません。
(文章引用元:http://healthfitness-share.sblo.jp/article/177211199.html)
このケースだけでなく、高血圧・糖尿病・子宮筋腫も運動指導を通して私は経験しました。
ではこれらを元に『体験トレーニングをせずに契約した場合のリスク』を考えてみましょう。
体験トレーニングをせずに契約した場合のリスク
最悪ベースでお伝えすると『運動指導者および運動施設側は体験トレーニングをせずに指導し、女性は救急搬送されるが死亡。運動施設側は指導に問題があった為、営業停止処分』
私自身、このような過去の事例があった為にスポーツクラブ同様『体験トレーニング受講必須』として運営しているのです。
ここまでお話しすると『体験トレーニング無しで運営している運動施設なんてあるのか!?』とお客様に言われるので提示しますと・・・
冒頭にもお伝えしたとおり、『体験トレーニング無しで契約を勧める運動施設』については、他社様の方向性の違いもございますので会社自体の否定は致しません。
ただし運動施設側も消費者である貴方も何か問題が発生した場合、両方に重大事故が発生する恐れがあるのです。
この事故の発生は『消費者自身が健康体であると思っている油断』・『運動施設側が体験トレーニング無しでも問題は発生しないという油断』の2点によって事故発生の確率は急上昇しますので注意しておきましょう。
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