なぜボディラインを磨くのに、わざわざ重たいものを持つ必要があるの？
村石 洋本日の記事は、『なぜボディラインを磨くのに、わざわざ重たいものを持つ必要があるのか？』についてです。
お客様とトレーニングしていて質問があったのが、『sixpadっていう最近、電気量販店でも置いている運動器具あるじゃないですか～。あれって筋トレになるんですか？』と言われました。
結論から述べると、『ボディラインが変化するほどの影響は難しいですね。』というのが運動指導者達の見解です。
ではなぜ、ボディラインを磨くためにはウェイトトレーニングのような地味なトレーニングが必要であるかをお伝えしますので、どうぞご覧下さい。
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電気で筋トレの歴史は実はかなり古い
お腹とかに貼り付けて微弱な電力で筋肉を動かすアイテムが、電気量販店など販売ブースが設けられて女性達も気になっているようです。私のトレーニングのお客様もその一人でした。
電気量販店にわざわざ場所設けてまで販売しているのですから、一般人の方々は『最新の筋トレアイテム？』と思うかもしれませんが、実は全然違います！
実は、電力で筋肉を動かすメカニズムはかなり古い時代からありますので、ご紹介しましょう。
昔、ガルバーニというお医者様がカエルの解剖実験を行っておりました。
※引用：https://www.youtube.com/watch?v=E3GyzeJL-eA
そのカエルには異なる金属がカエルの足に触れると『ピクッ！ピクッ！』と動き出して、ガルバーニというお医者様はビックリ！！
カエルは解剖されているので既に死んでいるはずなので動くはずがありません。
一緒に居合わせていたボルタという科学者さんは、そのカエルの筋肉稼動をベースとして電池が作られました。
※引用元：http://www.nararika.com/until2015/butsuri/kagakushi/denki/volta.htm
その電池がボルタ電池。後にボルトと呼ばれる『Ｖ（ボルト）＝電圧』のベースとして世に広まっていったのです。
いかがでしょうか？生物の筋肉が動くことは、最新として世に普及した訳ではなく、既に電気の研究段階初期から明らかになっていたのです。
電気による刺激で筋肉を動かすのは既に『EMS（Electrical Muscle Stimulation（電気筋肉刺激））』という医療器具としてリハビリ患者さんなどに既に普及しております。
では、これがボディラインに影響を及ぼすほど良い結果を与えてくれるのかというと少し話しが変わってきます。
ボディライン変化は負荷と食事意識に耐えた証！
もちろん電気器具による筋肉稼動の恩恵は、医療関連でも取り上げられているのでリハビリという面では素晴らしいと私も思っています。
しかし、ボディラインが明らかに変化するほど一気に変わるのかと言われると難しいのが現実です。
なぜなら、装着している人自身が、怠惰な生活を送っているケースが多いためです。このような電気器具を購入される方の多くが・・・
『これならテレビ見ながら痩せることが出来るんじゃ？』と思っているはずです。
批判されることを承知の上で、あえて言わせて頂きますね（汗）
それで痩せるんだったらスポーツクラブ通ってる人、全部ソレに変えるべきです。ダイエット目的の運動施設全て倒産しないとおかしいレベルです。
ジムに通ってる人、どれだけ重たい重量もって身体に負荷をかけてトレーニングしているかご存知ですか？
女性も同様です。筋トレ女子といわれ、ようやくボディラインを本格的に磨く女性達があらわれてきました。
運動指導者の方々が、自身のボディラインや運動結果を出すためにどれだけ食事管理しているかご存知ですか？
御自身の甘ったるい考えがいかに自身のボディラインに悪影響を与えているのかを理解していますか？
ダイエット器具はムーブメント。つまり流行なんです。流行り廃りが存在するのです。
これも『あぁ昔バカ売れした健康器具だよね～』と言われるのです。
被害者って誰かと申しますと、高い広告費用をかけて影響されてしまった貴方です。
福岡の広い電気量販店の博多ヨドバシや天神ビックカメラなども、広いブースを設けて販売しております。
でもいつか売れなくなったら『このブース他の売れる商品に変更しようか・・・』と言われます。一般人の目に徐々に映らなくなりこれでブーム終了です。甘い考えでお金を出した貴方は流行の貢献者であり同時に被害者となってしまいます。
（失礼とは思いますが、貴方が損をしないように現実をお伝えしています。）
意思の弱さを理解して強くする！
一方、ウェイトトレーニングを考えてみましょう。物凄い古い歴史です。コレ説明し始めるとブログでは不可能な程、古い歴史と実績が存在します。
私自身、運動業界に入った当初『なんで日進月歩で最新設備が整う時代で、重たい重りなんかで筋肉鍛えないといけないの？？？』と理解不能でした。
正直言うと『手首・足首完全固定して固定マシンとかで強制的に身体動かした方が早いんじゃね？？』とすら私は思っておりました。
でも違ったのです。自身の意思によってウェイトを持ち上げる事の意味がどんなに大事であるかがダイエット結果・ボディラインを磨くことにとても左右していたのです。
この重いウェイトで筋肉に負荷をかけることが何よりも結果が出ており、実績が証明しているのです。
時代が変われば、新たなブームとして運動器具、ダイエット器具が出てきます。
でも本当に大切なのは、『貴方自身の意思』ではないでしょうか？
もちろん意思が弱いからこそ、みんなでグループでレッスンしたり、パーソナルトレーニングというマンツーマンでレッスンを行っています。
お金を出せばボディラインが磨かれる訳ではありません。『自身の意思』と正面向いて考えていないからです。
私の最初のスポーツクラブでも『通販でダイエットの為に、運動器具買いすぎて部屋がスポーツジムみたいになってしまってる。』なんていうお客様も存在していました。
中古販売店などでダイエット器具が所狭しと販売している時点で、流行の被害者は多かれ少なかれ存在しているのです。
これはボディラインを磨く運動指導者としてハッキリと言わせて頂きます。
ボディラインが磨くことが出来たのは『結果』でしかありません。大事なのは『意思の弱さをハッキリと認めて、自分自身の根性を磨くこと！』ではないでしょうか？
今回のブログ題名『なぜ身体を磨くのに、わざわざ重たい物を持つ必要があるのか？』に答えを添えるとするならば・・・
『ボディラインを磨くために、重たいウェイトで自身の意思を磨く必要があるから』です！！
ながら運動で自身の根性は磨けますか？貴方はブームの健康器具で今まで身体を磨くことは出来ましたか？ お金出すだけで満足しちゃうのが運動器具にお金かけて失敗する典型的パターンなのです。
※youtube wondercoreより引用
ぜひ、自身の意思と本気で向き合って体を磨いてゆきましょう。身体を磨くのに必要なのは運動器具ではありません。自分の意思です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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