完全個室プライベートなパーソナルトレーニングをオススメできる顧客とは！？

村石洋

本日の記事は、『完全個室プライベートなパーソナルトレーニングをオススメできる顧客とは！？』についてです。

私自身、福岡・北九州のスポーツクラブ及び市運営施設を17店舗勤務させて頂き、その経験から『もしダイエットを本気で取り組むのであれば絶対に完全個室なプライベートジムが良いな！』という結論に達しました。

福岡市においても、他都市と例外なく様々な運動施設が飽和状態にあり、同時に『ジムに通っているけどダイエットが成功できない』、『どの運動施設がオススメなのかわからない』という声をよく耳にし、私のFacebookにもよくその手の質問が届くようになりました。

今回の記事では、『なぜ貴方一人の運動空間がダイエット成果に劇的な効果・影響を与えるのか？』についてお話ししますので、運動施設を比較されている方は必ずチェックしておきましょう。

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周囲に人が居た場合の良い影響、悪い影響

貴方は、運動施設の場所・料金・結果などを比較してくまなくチェックしているはずですが、現場の『実際はどうなの？』という詳細な点に関しては見落としているはずです。

なぜなら、実体験に関しては『実際に契約した顧客』もしくは『現場を知っている指導者』しかわからない為、契約して運動に励んでも『あれ？うまくいかないなぁ？』なんていうケースになってしまうのが日常茶飯事となるのです。

今回の記事は、そんな実体験をケースにお話ししましょう。

貴方は運動施設で運動した場合『周囲に人が居た時、場合によって良い影響と悪い影響が発生する』ということをご存知でしょうか？

単純に『完全個室のプライベートジム』を探しているという方にとっては、一人の運動空間にメリットを感じ

逆に『ジムで当たり前のように他の人も運動してるから、あんまり関係ないんじゃないの？』という方は、一人の運動空間にさほどメリットを感じていないでしょう？

実は、この点に関して述べると『レッスン内容、本人のやる気、本人のフィジカル（身体能力）』によってビックリするほどメリット＆デメリットに差が開いてしまいます。

その点を理解しなければ、貴方が単純に完全個室のプライベートジムを契約されたとしても、貴方自身が効果を発揮できずに勿体無い状況に陥ったり、逆に周囲が当たり前に居る状況下でイライラしてしまうという状況へと陥ってしまうのです。

まずは、貴方自身が視野を広げてみて『私にとって完全個室プライベートが効果を発揮するのか？』という視点で、スポーツクラブの指導内容をチェックしてみましょう。

グループレッスンは周囲に人が居た方が効果を発揮する人しない人

完全個室を希望されている方にとっては、興味のない部分かもしれませんが、最初は多人数指導であるグループレッスンを比較してみましょう。この部分をチェックするだけで、貴方自身が本当に『完全個室のプライベートな運動環境に適しているかどうか』がわかるようになります。

基本的には、人数が適度に多いほうが貴方自身のモチベーションは向上され運動効果も高まります。動く場所が決まっているフィールサイクル（多人数サイクリングレッスン）やSTEPというステップ台を昇り降りするクラスは特に他人の邪魔にもならずに人数が多い方が面白く効果を感じられるレッスンです。

私自身、人が居ないグループレッスンも指導したことはありますが会員様達が不安がってしまい動きが鈍くなります。女性という生き物は多人数で一緒に動く場合が最も安心でき、少人数になると不安となるのです。

では、『グループレッスン＝人数が多い方が良い』と言えば実はそうでもありません。

グループレッスンに関しては、レッスンの難しさによるクラス難易度や、貴方本人のフィジカル（身体能力）＆モチベーション（やる気）が多人数レッスンであっても効果の有る無しに大きく影響されます。

スポーツクラブの現場においても、フィジカル（身体能力）が高い人はモチベーションが高い傾向が多く見受けられました。

逆を言えば、自身の身体能力に自信が無い人はモチベーションが低くなりやすいという訳です。

わかりやすく言えば、水泳のクラスがわかりやすいでしょう。他の方々が泳げますが、貴方本人が泳げずについていけない場合は本人のフィジカル（身体能力）同様にやる気が大きく影響し、負けず嫌いでもない限りモチベーションは低下します。この点はエアロビクス・STEPなどのクラスも同様です。

このように『単純に人が居る居ないでは運動効果影響は測定できず、多方面から考える必要がある。』という事が現実的な問題なのです。

完全個室プライベート指導に最も適した方とは？

先程の多人数指導と完全個室指導を比較した場合、『フィジカルが高くモチベーションもある女性』に関して言えば、特別な方向性の希望がない限りはもったいなくなる恐れがあります。

例えば、モデル志望で『ヒップラインを高く、ふくらはぎをより細く、ウエストラインを綺麗に』という細かい要望であれば、パーソナルトレーニングを受けるべきだと思います

しかし『単純に痩せたい！』と考えるのであれば、完全個室のプライベートなパーソナルトレーニングを受講しなくても構わないはずです。（ココは指導の方向性によってトレーナーの見解が変わります。）

私はそのような顧客をフィジカルが高い人と表現しております。学生時代から運動部に在籍し、レッスンで動きを習えばある程度こなしてしまう女性達は少なからず存在します。

では、完全個室のプライベートなパーソナルトレーニングに適した方というのはどのようなタイプでしょうか？それは以下の方々です。

１：ご自身の要望どおりのボディラインや身体的悩みを構築したい女性

２：経営者のような多忙でありかつ人脈が多い女性

３：ご自身の身体能力に自身がなく多人数レッスンに自信がない女性

１はパーソナルトレーニングの筆頭候補なので説明不要ですので２から説明しましょう。

２の『経営者のような多忙であり、かつ人脈が多い女性』というのはスポーツクラブでパーソナルトレーニングを視察していた際に、『このような女性のタイプは完全個室じゃないと無理だな・・・』と感じた点です。

詳細にご説明しますと、スポーツクラブのマシンブースにて顧客に指導中に顧客友人が『あっ○○○サンお久しぶり～～ここのジム来てたの～～！』と話しかけてトレーニングが２０分程度中断。この時点で集中力は途切れます。

仮に知人と会わなかったとしても周囲に人が居るだけで女性の脳は広い視野から情報を受け取る能力に長けておりますので、男性と比べて集中力が低いのが特徴です。（この部分は男性と女性との脳構造の違いがありますが長文となるため割愛）

つまり、多忙で人脈が多い女性は、周囲から時間を削られやすい存在であるため、完全個室のプライベートな運動空間が必須と言えるのです。

そして、一番重要であるのが３の『ご自身の身体能力に自信のない女性』です。

先ほどの多人数レッスンのように動きについていけない場合、自信喪失してしまうタイプであり運動施設側が真っ先に救いの手をさしのべるべき顧客です。

これは例えになりますが、熱帯魚達が泳ぐ水槽の中に新しく熱帯魚を入れるのではなく、水温や周囲とのコミュニケーションが取れる状態をチェックしてから水槽の中へとスムーズに移行させる状態に似ています。

この表現をお伝えすると、指導者側が『お客様を熱帯魚と一緒にするな！！』と言う人がいらっしゃいますが、スポーツクラブの現場でイキナリ、顧客の運動レベルなども把握しないままグループレッスンに参加させて、肝心のお客様を自信喪失させて退会（ジムを辞めてしまう）というケースを私はこの業界で幾度となく見てきました。

実際に、パーソナルトレーニングに力を入れていないスポーツクラブほど『顧客一人ひとりをしっかり見ていない』という傾向が高くなります。このような運動施設ほど、なぜ顧客が運動が続かないのか気づいていないのです。

そのような顧客は、完全個室のプライベート空間で運動に励めばまったく問題ありません。

身体能力に自信が無くてもまったく問題ありません。パーソナルトレーナーがしっかり継続でき、かつ結果が出るように運動内容を調整しますので、自信の無い方でも安心して運動に励むことができ周囲の目を気にすることもありません。

これらを総括すると、完全個室のプライベートパーソナルトレーニングに適した方というのは

『運動に自信は無いが、自分一人に集中出来る環境でボディラインを整えたい』というお客様に最も適しているのです。