納得いかない・満足のいかない状況に対処する4通りの方法
本日の記事は『納得いかない・満足のいかない状況に対処する4通りの方法』についてです。
思うようにいかない行動や結果に対して『納得いかない』『満足のいかない』と思うことはありますよね?
実は、不満の対象が何であろうが対処方法は基本的に4通りしか存在しないってご存知でしたか?
その問題が仕事の業務問題だろうが、家族の問題だろうが、政府間の不一致問題だろうが4通りなのだそうです。
このサイトはトレーニングスタジオであり私はパーソナルトレーナーですので、お問合せやfacebook経由の質問で・・・
『スポーツクラブで運動しているが結果が出ない。どうすれば良いか?』
『この運動はダイエットに適していますか?適していませんか?』
などの質問がやってくるのですが、トレーナー村石として返答するのは
『もし貴方がお金と時間を投資して選んだ運動内容・指導内容に不満があれば4通りの対処方法しか存在しない』という事だけはシンプルにお伝えしておきます。
この4通りの方法は『ダイエット方法に不満があった時』だけではなく
あらゆる問題・あらゆるケースに対処できる方法であり、同時に『現状を打破したい』・『この悩みを解消させたい』と考えている女性にオススメの内容ですのでどうぞご覧ください。
参考書籍:『ORIGINALS(オリジナルズ)誰もが人と違うことができる時代』
出版社:三笠書房
著者:アダム・グラント
解説:facebook COO シェリル・サンドバーグ
訳:楠木 建
ページもくじ
貴方は悩みや考えを本当に解消させる気はあるか?
先程もお伝えした通り、こちらのサイト問い合わせ経由やfacebook経由で、よく質問を頂くことがございます。
そしてある程度メールのキャッチボールを終えると女性達は満足されてメールが終了します。
しかしトレーナーさんに質問したからといって問題が解決した訳ではありません。しかし女性はなぜかソコで満足してしまうのです。
なぜなら男性は『根本的問題の解消をさせなければ満足しない』に対して
女性の脳構造は『相談すると、たとえ問題が解消されなくても満足してしまう』という脳構造なのです。
ダイエットの話しをしただけでダイエットを頑張ったように感じてしまうのもその一つで
女性特有の脳構造はダイエットを目指す女性にとってかなりのハードルになっており
『私こんどからダイエット頑張る!』と言っておきながら言うだけで満足してしまい結局、身体も動かさず甘い物に手を出したりして挫折してしまう女性が非常に多いのです。
これでは問題解決の糸口すら見つからず、ただ口に出しているだけの現状維持です。
しかし貴方自身が『現状に不満をもっている』・『納得のいかない状況である』というのは確かです。
その不満を持っている位置から理想へと向かわせるには4通りの対処方法を覚えておく必要があります。本日はそれを一緒に勉強してゆきましょう。
満足のいかない現状に対して対処する4通りの方法
経済学者のアルバート・ハーシュマン氏によると『満足のいかない状況に対処する方法』は4通りだと明言しています。
その研究は何十年も調べた結果、不満の対象が『仕事(業務関係)』・『婚姻関係(家族関係)』・『政府関係(国同士)』などの問題の大小・種類に関わらず対処法は
『離脱』・『発言』・『粘り』・『無視』の4パターンしかないのだそうです。
離脱
その状況から完全に身を引くこと。つらい仕事をやめたり、暴力をふるうパートナーとわかれたり、スポーツクラブを退会したり、ダイエット自体を諦めること
発言
その状況を積極的に改善しようと行動すること。職場の上司に意見を述べる、トレーナーにアドバイスを聞く、改善へ向け行動すること全般
粘り
歯を食いしばり我慢すること。現状維持。不満を抱きながらも現状を受け入れる、悩みがあっても口に出さない
無視
現状に留まるが努力もしないこと。クビにならない程度に仕事をする、投票にいかない、赤点取らない程度に授業をうける
どれを選べば現状が変わってくれるのか?
基本的にどれを選ぶのかは
貴方自身が決定権を持っているという自覚の元『自己コントロール(状況の決定権が自分自身にあるという気持ち)』と
本当に今の現状を打破したいという『コミットメント(状況に関与したいという前向きな気持ち)』にかかっています。
この4通りの行動によって組織の利益や現状が大きく変化します。
ビジネスで考えてみましょう。会社組織のやり方に問題があり改善の見込みがなかった場合は『離脱』の選択として会社を辞めるという選択肢もアリです。
その場合は個人としては状況を変える事に成功しますが組織としては人材を失ったので害となります。
婚姻関係で考えてみましょう。旦那様と喧嘩してなおかつ旦那様に非があった場合『無視』する選択肢も存在します。
その場合は現状を維持することが出来ますが、家族としての組織は悪い方向へと向かいます。
ではこれをダイエットで考えてみましょう。スポーツクラブで頑張っても結果が出ない状態で『粘る』とどうなるかと言うと・・・
組織の利益(ジムの利益)になりますが貴方自身は現状維持となってしまうのです。実はスポーツクラブの会員様で一番多いのはこのタイプです。
ダイエットで結果を出すタイプは、『発言』によって状況を変えジム運営にも影響を与えるタイプか、『離脱』によって結果の出ない環境を抜けるかのどちらかなのです。
『発言』は【組織に利益】と【状況を変える】
『離脱』は【組織に害】と【状況を変える】
という二つの要素を持ち合わせていますが、顧客である貴方自身にとっては組織(運動施設=スポーツクラブ店舗)など基本的に考えても遠回りになってしまいます。
現状を維持してしまう行動をとらないことが大事
『粘り』は歯を食いしばり我慢することで、不平不満があっても口に出さないタイプです。
『無視』は現状に留まりこそするが、努力もしないタイプでした。
注意しなければいけないのはこの2タイプです。 なぜならこの2タイプは『現状を停滞させてしまう』根本的要因となるタイプだからです。
ダイエットで言えば、『ジムに通って頑張っているが結果が出ない。しかし頑張ってどうにか継続している』という女性は、既にボディライン改善には難しい状態です。
そして、『ジムに通っているが、通う日数が少ない。通っても顧客同士で話しながらダラダラと運動している』という状態だと、努力する試みすら失いかけているのです。
この4タイプの項目は、『貴方自身がダイエット結果を出したい』と願う上で非常に重要な分岐点だったのです。
私自身もスポーツクラブのスタッフ時代に、顧客のアドバイスを会社に反映させようと努めましたが店長で許可が下りない場合が多々ございました。
つまり貴方は【状況を変える】という事にフォーカス(重要視)して考えればおのずと良い結果が生まれるのです。
現状を打破するのは『離脱』か『発言』の2パターンしか存在しません。
『離脱』であれば『今、頑張っているが結果の出ない運動をストップさせる』
『発言』は言い換えれば行動と同じですので『新しい運動種目にチャレンジする。結果の出ている人と組んで努力する』等
『離脱』・『発言』の2パターンを意識して行動しなければ、貴方自身の現状が変わることはないのです。
今、頑張っている運動で理想とするダイエット結果がもし出ないのであれば、その問題を探すのも大切ですが
『いかにこの結果が出ない現状を変える事ができるのか?』と考えることが良い方向性へと導きだせるのです。
もし貴方が今頑張っていることで、思うような結果が出ずに不満に思うならば、原因を探すことも大切ですが
『現状を良い方向へ変えるにはどうすれば良いか?』に焦点を当てて考えてみましょう。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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