自分にとって都合の良い選択だけ選んだ結果は、選択肢の無い無力感だけが残る。
本日の記事は、『自分にとって都合の良い選択だけ選んだ結果は、選択肢の無い無力感だけが残る。』についてです。
貴方は『自分にとって都合の良い選択肢だけ選ぶと人生どうなるのだろう?』と考えたことはございませんか?
実際に『自分にとって都合の良い選択だけ』を選んでいる女性達をよく見かけますが、将来的に良い結果を得られたのかと言うとそうでも無い様子です。
今回の記事は、運動施設で人生の先輩方であるシニア世代を観察して『自分にとって都合の良い選択だけ選ぶとどうなるのか?』について実体験を元にお伝えしますので、どうぞご覧下さい。
ページもくじ
自分にとって都合の良い選択はどうなるか?
スポーツクラブで勤務された方々ならご存知だと思いますが、毎年みかけるのが春夏だけ運動する人達です。
例えば、プールが設置されているスポーツクラブでは春夏の暑い時期しか入らないシニア世代がいらっしゃいます。その方々は、常に『自分にとって最適な環境が揃わないと運動しない』という共通点がございます。
その為、ウェイトトレーニングの有効性をお伝えしても
『キツそうだから。大変そうだから。』とデメリットに囚われすぎて動くことはございません。
しかし、自分にとって欲しい要望を口に出すことに関してはとても饒舌です。
『レッスン出てるんですけど〜 体重が増えて〜 膝痛めて〜』と言いますがよく詳細を聞くと、負荷の軽いレッスンだけ参加してウェイトマシンも動かさず、春夏の暖かい時期だけプールでウォーキングしているだけ。
このパターンは、どの運動施設でも見かけるシニア世代の運動結果が得られないパターンです。運動しているだけまだ良いと言えますが、結果が出るかと聞かれると残念ながら難しいのが現実です。
このような世代の失敗は何だと思いますか?
ジム選びや運動種目の選択間違い? 指導者選びの失敗?違いますよね!
『自分にとって都合の良いことしか選ばなかった末路』であることは明白です!!
これをお話しすると、『私はまだ40代だから、50代だから』と言う方がいらっしゃいますが、貴方が若く身体が動くうちに考え方を変えておかなければ、同じように
『肥満化→体重増加による膝や腰の痛み→ぬるい選択しかしない→結果が得られない時間とお金が浪費されるループ』に陥ってしまうのです。
都合の良い選択しか選ばなかった人は、徐々に選択肢が少なくなってゆく
もしこのブログをご覧になっている方々が40代・50代であれば絶対注意して頂きたいのが1点ございます。
それは、『都合の良い選択しか選ばなかった人は、徐々に選択肢が少なくなってゆく!』という注意喚起です。
なぜ都合の良い選択肢しか選ばなかった人は、将来的に選択肢が少なくなってゆくのでしょうか?
それは、学生時代の勉強を例としてお伝えすると非常にわかりやすいはずです。
今の若い世代で言えば、スマートフォンでゲームしたりYouTubeで動画見たりとダラダラ過ごすことは可能です。
そのように自分にとって都合の良い風にしか考えなかった場合、キチンと将来を見据えて勉強した人とは、入れる高校・大学などが明らかに違うはずです。
この選択肢が少なくなるケースは、仕事・恋愛・運動・飲食など全てに当てはまると言っても過言ではありません。
しかし、選択肢が狭まったとしても、それぞれが選択肢の枠の中に収まって活動するのでお若い内は不満に感じる事が少ないはずです。
実際に貴方が、普段得られることの無いような生活を目の当たりすることが無いので日常でストレスを抱えることがないだけなのです。
しかし、この選択肢が狭まったと感じる瞬間は近い将来必ず発生します。それは・・・
『都合の良いことしか選ばず結果的に、選択肢が狭まってしまった人』
『デメリットもキチンと受け入れて努力し、選択肢が広めることが出来た人』
この二者が同じ環境・同じ世代で合間見えた時です。
実際のケースでお話しするならば、同世代だった方々が集う同窓会などがわかりやすいでしょう。
自分にとって都合の良い事しか選ばずに過ごしてしまった方が、デメリットを受け入れキチンと努力された方と合間見えた時の落胆は隠しきれないものがあるはずです。
将来、選択肢が増えるよう準備しておくこと!
現実的に将来をより良くさせる為には、『解決策』よりもまず『都合の良い選択だけ選んだ場合の終着地点』を把握しておくことが重要ですので実際にあったケースをお話ししましょう。
運動施設で、周囲にクレームや重箱の隅をつつくような注意を発言される女性がいらっしゃいました。
当時、私もジムスタッフとして他スタッフから『あの女性は更年期障害だから〜』と言っていた事もあり私自身も当初は『あぁ、そうなんだ・・・』と思っておりました。
しかし、実際にお話ししていると意外なことがわかりました!
その女性は、肥満による膝痛や腰痛などの故障によって数ある運動種目の中でも『その運動しか出来ない。』と選択肢が物凄く限られた女性だったのです。
例えば、膝や腰を痛めてプールウォーキングしか出来ない女性がいたとしましょう。
『その運動しか出来ない』という状況の中で、どの運動でも選べる方が混ざろうとすると、その女性自身は自分のテリトリーを荒らされたかのように、即座に細かい注意で他者に重箱の隅をつつくような発言をされます。
『そこまで言う必要ないんじゃないの?』と思う方もいるはずですが、それは自由に選択肢が豊富に選ぶことが出来る私達の視点でしかありません。
『その運動しか出来ない女性』にとっては、自身の最後の砦(数少ない選択肢)を守るために必死だったのです。
他人に細かく注意しなければならない程ストレスを抱えていたのは、自身の選択肢が選択肢と呼べない程にまで限られてしまう状況下に陥った時と言えます。
このように選択肢が限られてしまう状況下に陥ると、人はフラストレーションが溜まり解決出来ないストレスを抱えたままの生活を余儀なくされてしまうのです。
だからこそ、将来の有効な選択肢を増やすためにもデメリットを受け入れる覚悟が必要なのです!
都合の良い選択肢を選んだ結末は、選択肢の無くなった無力感しか残らない
都合の良い選択肢しか選ばなかった人々が、選択肢が少なくなる事によって悩み苦しむ事は御理解頂けたでしょうか?
それでも、マリーアントワネットのように『パンがなければクッキーを食べればいいじゃない!』
とでも言わんばかりの『都合の良い選択肢しか選ばない方』もいらっしゃるかもしれませんので、結末をお話ししておきましょう。
都合の良い選択肢しか選ばなかった人の結末は、選択肢が無くなる事による『無力感』です。
ある調査によると『人は無力感を抱くと、攻撃的になりやすい』という傾向があるそうです。
(参考書籍:『THE RHETORIC』P157抜粋)
先程の『選択肢が徐々に少なくなり最後の砦とも言える、最後の選択肢を必死に守っている方』のように人は選択肢が徐々に少なくなるに連れて攻撃的になりやすくなります。
言い換えるならば、それは『自分自身が、周囲に攻撃的になりやすくなってしまったらそれは、選択肢が無くなりつつある危険状態』ではないかと考えられます。
事実、私の親族も大きな声では言えませんが八つ当たりされた経験もありますので『無力感=攻撃的になりやすい』のは痛い程、経験しております。
人生の先輩方でおおらかで優しい方々は、やはり『都合の良い選択肢を選ばずに、努力を積み重ね選択肢に余裕がある方』が多い傾向である事をどの運動施設でも見受けられました。
身体を健康にしておくことは将来の有効選択肢を増やす準備
人によっては運動や食事習慣を面倒くさいとデメリットに感じるかもしれません。
しかし今、身体が動きかつ健康である貴方が今やるべき準備は、将来の有効選択肢を増やすための運動と食事管理の改善ではないでしょうか?
私自身、今まで運動をご提案してきましたが、やはり選択肢の限られている方々の返答は・・・
『○○が故障しているから○○の運動が出来ない。』という改善すべき選択肢が選べない返答ばかりでした。
運動施設で年齢層別に女性達をチェックしても『健康的な生活で自由を謳歌している人』と『障害や疾患を抱えたままで不自由な生活を余儀なくされている人』の差は、年齢経過ごとに選択肢の数が顕著にあらわれてまいります。
運動をダイエットとしての面だけでなく、『近い将来、選択出来る幅を増やすための準備』として取り組まれると『選択肢を自由に選べない不自由さ』から脱却することができるはずです。
ぜひ貴方も『都合の良い選択』からの、もう一つの別の選択肢も意識的に選んでゆくことを心掛けてゆきましょう。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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