環境に支配されている事に気づかない?ダイエット結果が出ない女性の特徴
本日の記事は、『環境に支配されてることに気づかない?ダイエット結果が出ない女性の特徴』についてです。
家事育児や仕事が忙しくて『ダイエットがうまくいかない』もしくは『仕事が忙しくて運動できない、食事管理が難しい』とお考えの方に読んでいただきたい内容ですので、どうぞご覧ください。
今回の記事は、書籍【トリガー 自分を変えるコーチングの極意(日本経済新聞出版社 著者マーシャル・ゴールドスミス&マーク・ライター)】より抜粋。
ページもくじ
実は、貴方は環境にコントロールされている
誰もが見落とし、そして重大な誤解をしていることが一つございますいました。それは
『私達は、環境とうまくやっているつもりが、実は環境にコントロールされている』という事です。
書いてある意味がわからないと感じるはずなので、例にとってご説明しましょう。
数十年前の旅客機は、スマートフォーン&タブレットはおろかノートパソコンすら持ち合わせておらず多くの方は、書籍持参の読書、もしくは仕事の執筆作業など
非常に生産的であり、自身の作業に集中できる理想的な環境でした。
しかし、機内サービスが徐々に改善されることで、無線WiFiが整備され、座席目の前には液晶スクリーンが設置され、オンデマンドチャンネルで好きな番組が見れるようになりました。コレは一見すると環境が良くなったように感じます。
冷静に考えると、このようなサービス向上が実は日常生活、永くみれば人生における大切な時間を奪いかねない環境になったとも言える状態なのです。
身近な例がスマートフォンでしょう。地下鉄に乗り合わせた人々に目を向けると、誰もがスマホのアプリゲームに夢中になっています。
時間という二度と戻ることのない誰もが平等に与えられた大切な資産であるにも関わらずです。
これらの外的環境は、私達を助けていると思っているが
実は私達の生産性の低下と負担を増加させ、疲労を生み出す原因にもなっています。
環境は貴方自身が生み出した自業自得の産物
ココまで読んだ貴方は『それってダイエットと関係ないのでは??』と疑問に思う方が少なからずいらっしゃるはずです。
しかし、この記事で述べたいのは『肥満の要因は貴方自身の責任ではないですよ!貴方が全て悪いわけではない!』という救いの手とも言える一手が記載してますので、もう少し頑張って読んでくださいね!
話を戻しますと
実は『ダイエット』と『環境』は切っても切れない密接な関係にあります。
貴方自身のお仕事で例えてみましょう!
日常カロリー消費量の低い事務職に就いていたり
セミナー主催の為に全国各地に飛び回り食事管理が難しかったり
会社の会合や飲み会による度重なる過度のカロリー摂取やアルコール摂取が多い重役(管理職)・経営者(取締役代表)
このような方々には『環境が生み出したデメリット(肥満環境)』が痛いほどご理解頂けるでしょう。
それらの環境の多くは御自身が生み出した産物であり、同時に最大の問題は『それが当たり前だ』と貴方が今現在その問題を軽視してしまっていることです!!
表現するならば『仕事上、太りやすい環境にいるけど仕方無いよね?』と妥協し、半ば諦めかけている状態です。
回避できない環境のケースについて
仮に貴方自身の職場環境や生活環境に不満不安を持っているならば、まずはこれらの環境を変えることからはじめましょう。
引っ越しや転職、業務部署異動が良い例でしょう。しかし、環境を変化させても回避できないケースも存在します。
先に取り上げた旅客機の機内環境や、経営・講師業による食事管理の不安定環境は、どうしても回避できません。
また、「ダイエットするためスポーツクラブに通っているが、なかなか続かない」という方は自分自身の行動力・意志力に起因する環境もダイエット成功率を下げてしまう要因の一つです。
では避けられない悪影響はどのように対応すれば良いのでしょうか?次の項目は改善方法の提案です!
仕組みがなければ、私達は改善しない
参考書籍の著者自身、改善に関するコーチングと研究に長年携わったそうですが教訓の一つは、
「仕組みがなければ私達は改善しない」という一つの真理にたどり着いたそうです。
この点に関しては、様々なスポーツクラブの経営スタイルを勉強させていただいたトレーナー村石も同意見です。
初心者向けのジムや24時間営業のジムも最近多く見かけるようになりましたが、そのような場所で痩せた方は非常にめずらしく(というよりも私は見たことがない・・・)
「一人で運動が継続できないのは、継続させる仕組みを知らない人が圧倒的に多い」
というのが、肥満の誰もが悩んでいる部分であるはずです。
日課である努力を数値化させる
この参考書籍にも仕組みを日課として実行に移し、ダイエットを成功させた女性の事例が記載されておりましたのでご紹介します。
エミリーは26歳、アメリカ大手のホールフーズマーケットで働く女性です。料理学校を卒業し、料理関連業務である為、食べ物のことばかり考えてしまい体重は標準数値よりも45kgオーバーとなったそうです。
彼女にも多くの女性と同様に
「ダイエット成功例の経験がない」
「減量に良い結果をもたらす職場環境ではない」
「しかも一人でダイエットに挑戦しようとしている」
という典型的な失敗パターンを進もうとしている女性です。
しかし、日課を繰り返すことで彼女は標準体重へとダイエットを成功させます!!
彼女をダイエット成功へと導いたのは、日々の6つの目標。つまり日課(毎日の仕組み)でした。
ちなみに6つの目標は以下の通りです。
★ジュースクレンズを守る
※ジュースクレンズとは、新鮮な野菜や果物を使った100%ジュースを食事の代わりに飲む美容・健康・ダイエット方法です。ジュースクレンズのクレンズとは「洗浄」という意味です。
★毎日運動する
★ワイン知識を磨く(資格取得の為、マスターソムリエレベル2の勉強)
★友人・家族とのつながりを大切にする
★仕事で新しい事を学ぶ
★職場の外で何か他人にやさしいことをする
彼女は、この6項目を数値化させました。ココでダイエットがうまくいったポイントは2つあります。
結果よりも努力に注力したこと!
結果でなく努力を数値化させたこと!
これにより、エミリーはダイエットを成功させました。短期ダイエットや無理な食事制限をしている女性達が手本とするべき地味であるが確実なダイエット成功ルートだったのです。
※スマホ閲覧の方は画像拡大してご覧下さい。
肥満しやすい環境を変える動機と自己規律
エミリーのように改善へ導くには、動機と自己規律が大切です。
動機は2種類あり、自分から進んで見返りを求めず行動することを内因性動機。人に認めてもらう、罰則を避けるなどの外から見返りを求めることを外因性動機といいます。
内因性動機
学校・仕事などで課題とされていない本を進んで読む・朝早く楽しみながら10km走る・手間をかけて栄養のある料理をつくる
外部からの影響を受けずに自ら進んで行う動機なので、長続きすることがメリットです。
外因性動機
経歴や昇進などの名誉や肩書など人から何かを求められたいが為に行動をおこすもの。学生時代は、成績・表彰・合格など外因性に囲まれている。
多くの方がこちらの動機だと言う論者もいらっしゃいます。外因性動機の場合、目標を達成してしまうとぐらついてきます。そして、達成したのになぜ臨んだ人生の意義・目的・幸せが手に入らないのだろうと思うようになるそうです。
そして、行動を変えるためには自己規律と自己管理が必要です。この規律と管理には似ているようで非なるものなので確認しておきましょう。
自己規律
望ましい行動を達成すること。スポーツクラブに通う・資格の勉強を行う・整理整頓など
自己管理
望ましくない行動を避けること。アイスクリームを食べない・外食をしない・タバコを吸わないなど
どちらも大切なものですが、どちらか一方に偏る人が多く、特にダイエット初心者は、「~~しない」という自己管理側に寄ってしまいがちなのでバランスが大切です。
貴方の毎日の日課に笛をならして注意してくれる方はいますか?
標準体重数値45kgオーバーだったエミリーを、日課を繰り返しダイエット成功へと導いたのは御自身の努力ももちろんあるでしょう。
実は、これを支えたのは実は、コーチの存在もあったのです。我々パーソナルトレーナーのように毎日の努力(日課)をサポートし、時には笛を吹いてプレーの注意を促す。
エミリーはわかっていたのです。
「自分一人ではこの日課は続けられないな・・・」ということを。
スポーツのプレーに審判が必要であるように、貴方のダイエットにもコーチが必要かもしれません。
貴方も、ぜひエミリーのような地味だけど確実に体の改善へと向かう環境を構築して下さい。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
instagram配信では40代からのボディラインを育てる情報を配信中!
40代からの 育児と仕事を頑張る
超多忙ママのための下腹部専門
ボディリセットスタジオ
『Beauty Body LAB博多』
40代からの 育児と仕事を頑張る
超多忙ママのための下腹部専門
ボディリセットスタジオ
『Beauty Body LAB博多』
〒815-0071
福岡市南区平和1-23-43-202
西高宮小学校より徒歩3分
地図拡大縮小は右下+-、もしくは指先操作