食欲などの欲望・衝動を制御できる自己コントロール術
本日の記事は、『ダイエットに必要な欲望・衝動を制御できる自己コントロール術』についてです。
貴方は『なぜかついつい食べ過ぎてしまった』とか『食べたい気持ちを抑えられない』という事はありませんか?
実は、それらは貴方自身のせいではなく、現代社会の発展しすぎた広告・宣伝などによる悪影響によって自己コントロール、つまり自己制御ができない為に発生していると提唱されております。
本日の記事内容は子供達をメインに話しが進みますが、ぜひ貴方もお子様だけの問題だけでなく、自分自身の問題としても捉えて頂けると光栄です。
ページもくじ
子供の時から欲望・衝動を抑える必要性
現代社会においてオンラインショッピングやスマートフォンのアプリゲームなどで欲望や遊びが簡単に叶えられる時代となりました。同時に、子供自身の欲望・衝動を制御できる自己コントロールが求められる時代の到来ともいえるのではないでしょうか?
ニュースである、SNSによって発生する事件やゲームアプリで子供が勝手に数十万・数百万課金してしまう事例などは、もはや対岸の火事とはいえないのです。
ニュージーランドのダーニーデンで子供達の研究調査した科学者チームが確証を持って出した結論は
自己制御を向上させる教育的介入を特に幼少期から10代にかけて行う必要である。
と報告されております。
世界で最初に自己管理を制御させる教育をスタートさせた国
よくドラ息子や2代目が、会社をつぶすなどのニュースが報じられることもしばしばありますが、そのような事は発生しないように幼少期からキチンと教育されている国があります。
自己制御ができるように学童全員にSEL(社会的・情動的学習)プログラムを世界で初めて導入した国、それがシンガポールです。
過去50年間で経済的に最も成功した国、シンガポールは他各国と比べ法人税を安くさせた事と経営者向きのインフラを整えたことで、世界中の億万長者や経営者達があつまるようになりました。
しかし、お金をあるだけ使ってしまう子供達だと、好き放題使ってしまい、飲食にも歯止めがかからず肥満は止まりません。
財団や事業を行う2代目が通うシンガポール政府にとって自己コントロールは必要不可欠であると考えたのです。
子供達を落ち着かせ、成長させる方法とメリット
シンガポール政府の学校用教育プランを、経済学者が教育プランを調査したところ、経済学者達が導き出した結論は
『このスキルを教えることで、国民の所得が上昇し、さらに健康増進と犯罪率低下も期待できる』という結果でした。
SEL(社会的・情動的学習)プログラムの学習例
★ある小学校全ての教室に一人になれる『やすらぎコーナー』が設置されており、そのコーナーでは、自分の心の声に耳を傾け、自分の気持ちを立て直すにはどうすればよいか考える。
★認知制御回路の強化トレーニング→幼稚園の3歳児クラスでは、教室に歌が流れており8人の園児が低いテーブルを囲んで塗り絵をしている。歌が止まると、子供達も手を止めるという認知制御の高度トレーニング
★シアトルの小学2年・3年には腹が立った時には、信号機の『赤』・『黄』・『青』を思い浮かべてもらい、『赤=ストップ』で落ち着け。深呼吸をして落ち着いたら、何が問題で自分はどう感じているのか、頭の中で自己イメージを考えてもらう。『黄=スピードを減速』スピードをゆるめて可能な解決策を考え、その中から最良の解決策を選ぶ。『青=実行』その計画がうまくいくかどうかやってみよう。
※信号機トレーニング開発者であるロジャー・ワイスバーグ氏(当時、イエール大学心理学教授)はニューヘイヴン公立学校の為にこのプログラムを開発し、現在では、世界中の学校で教室の壁に貼られている。
この教育プログラムによって得られた結果
ニューヘイヴン(米国コネチカット州)にてこれらのプログラムを他の200以上の学校で実施して、プログラムを実施していない同条件の学校と比較したところ
実施した学校では、学校崩壊や非行が10%減少し、出席率やその他の好ましい行動が10%向上、学力テストの点数が11%向上したことがわかりました。
日本で導入されていない事への問題
さて、本題である貴方自身のダイエットについて語っていきたいと思います。
ココまで読むと『コレ、ダイエットに関係ないでしょ?』と思う方がいると思いますが、実はかなり関係があります。飲食が簡単、そして自由に手に入り、広告宣伝媒体が進歩した現代社会では、自己コントロールができない大人達が激増しているのです。
※約1分の動画は、中国人がタイのブッフェで山盛り食材を取る動画です
『コレは中国人のマナーの悪さであって論点がズレている』と感じる方も多いかもしれませんが、ブッフェで食べ残したり、皿を片づけない人達はトレーナー村石からすると五十歩百歩です。
トレーナー村石自身も、よく両親から食べた後の後片付けはキチンと言われておりましたが、今おもえば、『良き教育を受けたのだな』と両親に感謝したいと感じております。
中国のマナーの悪さを指摘する動画のように皿に山盛りつぐような衝動を抑えることができない人は、ダイエット中の食事管理のコントロールなどできるはずがありません。
いやでも目に飛び込んでくる広告・宣伝によって自己コントロールができずに肥満化してしまった女性達の姿は、現代社会の問題を浮き彫りにしています。
大人である私達の自己コントロール方法は?
衝動を抑える学習をせずに大人になってしまった我々には、早急な課題であるはずです。
なぜなら、クレジットカードやスマホ決済などが可能になった現代社会を生きている我々にとっては死活問題だからです。肥満になった後で考えるよりも早急な対策を立てておきましょう。
一番大切なのは『情報の制限と選択』です。
クレジットカードやスマホ決済・プリペイドカードなどは貴方にどんどん財布の紐を緩め、不必要な飲食物まで売りつけようとしています。情報を制限して、不必要な情報はカットしましょう。支払方法の選択肢にも制限をかけるべきです。
アメリカの肥満問題は日本も他人事では済まされないということです。
貴方自身の自己制御が必須となる時代です。貴方自身だけでなくお子様にもお買い物の際は注意して取り組むべき問題です。ぜひ意識的に取り組んで健康的な身体を維持してゆきましょう。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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