医師許可による運動開始、女性の病気と体型は同時に改善は出来るか?
病院に通っている生活習慣病の女性から『○○の病気だけれど運動によるダイエットは可能ですか?』と過去何度か質問がございました。
結論から最初に述べさせて頂くと『疾患とダイエットの同時改善は難しい』と思っていて下さい。
今回のブログはお客様のケースや実例を元にお答えします。
ページもくじ
医師の許可の元で運動開始推奨!
入院や通院で、運動する機会を逃してしまい体型が気になる女性はたくさんいらっしゃいます。
しかし、安易に勝手な運動スタートで『病気と体型を同時に改善させよう!』なんて考えは絶対NGです。
まず大前提が『疾患が診断され通院されている女性は、医師の許可を頂いてから運動スタート』である為です。
これは、処方されているお薬や故障部位、運動による身体の負荷を考慮した上での現実的な病院側からのアドバイスですので、勝手に運動開始はNGです。
お薬を処方されている女性の中には、『薬の副作用かわかりませんが太ってしまって・・・』とお声もありますが、それは仕方が無いのが現実です。(本当にお薬の副作用なのか運動施設側は判断しかねる為)
病院の先生から運動開始許可を頂いた中で、もっとも多かったのが『生活習慣病』の部類に入る疾患でした。
昔は『成人病』と言われておりましたが、現在は若い方でも発症するケースが見受けられた為、『生活習慣病』と名称が変更されております。
名称変更の由来もある為、医師の先生自らが患者さんへ『運動と食事の改善が必要です』と直接促すほどです。
疾患によって運動種目も判断を推奨
疾患によって運動種目も判断するべきです。
例えば、当スタジオはウェイトトレーニングを主とする筋力トレーニング種目となりますが、高血圧の患者様などは筋肉による血管圧迫によって血圧が急上昇しますので注意が必要です。
当スタジオのお客様ケースで述べると、1日に6種類もの薬を処方されている状態で『ボディラインをどうにか変えたい』という方もいらっしゃいました。
そのようなお客様は『医師の許可』・『血液検査数値チェック』・『体験トレーニング』によってご自身が可能であるか判断させて頂いております。
もし運動負荷が耐えられない程の、重度な方は筋力トレーニングよりもスイミングプールでのプールウォーキングなどの低負荷運動がオススメです。
手術後の運動再開は低負荷リスタート!
主要切除手術などで退院されてから筋力トレーニングを再開される女性もいらっしゃいます。
その場合、医師の許可は勿論のこと、運動による負荷で力んでしまい傷口が開くなどの恐れがある為、高負荷なトレーニングは再開時は特に事実上不可能だと思って下さい。
チューブを引っ張り、自身の筋力の段階がどの程度であるかを判断したり等の低負荷リスタート(運動再開)となります。
運動再開できた女性は『運が良かった』と思って下さい!
なぜなら、経験上ハッキリ現実を言わせて頂きますが手術後・疾患快復後は何らかの次の問題が出てきます。
それが『薬の副作用』であるか『再発』であるかはわかりません。しかし私は運動指導を通して、次の問題がすぐさま発覚する様子を多くの女性達を通して経験してきました。
その為、リスタート(運動再開)出来るかどうかは『運次第』と考えておくべきです。
女性本人からすれば『運次第だなんてそんな・・・』と思うかもしれませんが、実際の現場では『退院後、再発して病院出戻り』なんていうケースもみてきました。
それだけ身体の健康を維持するというのは重要であり、後手に回ってしまうのも仕方がないといえます。
疾患であると診断される前に健康管理を!
血液検査データや日常の生活に違和感を感じた場合は、すぐにお近くの病院などでチェックしてもらうことが大切です。
では、日常の生活をすごすことが可能な時にやるべき事は何でしょうか?
それこそが、今回のブログの主題とも言える『女性の病気と体型は同時に改善出来るか?』の核となる内容です。
日常を問題なく過ごせている内は、健康管理や何かしらの病気への対策をされていない女性は身体がまだ動く内に、健康管理を見直すべき時です。
過去、スポーツクラブ勤務時代だけでなく現在のパーソナルトレーニングスタジオでも女性達は『○○の病気だと診断されているがダイエット可能ですか?』と質問されます。
ただし、それは冷静に考えて『今まで何も健康について関心が無く、いざ病気だと病院から告げられた瞬間に、ダイエットって都合が良すぎませんか?』と私は現実的にどの女性にもお伝えしております。
当スタジオに通われている女性のように『スポーツクラブに週何回通い、グループレッスンをこなして、食事はこのように気をつけている』など普段から気をつけていた状態での、病気も確かにあるかもしれません。
ただ『生活不規則・栄養無関心・運動無し』の無関心状態で『病気改善とダイエット同時に出来ますか?』と言われても私は運動指導者として『そんな都合の良い方法はございません。』と今までの勉強と経験を元にハッキリ言わせて頂きます。
実例を述べたとおり、生活習慣病を患った状態での運動、入院・手術後の運動再開(リスタート)の難しさ、これらは日常生活を過ごすことが出来ている貴方でも健康管理の難しさを感じたとおもいます。
その一方で、普段どおり生活を送ることが出来ている今のうちならば健康管理を新たに導入することは非常に簡単なことなのです。
この現代社会において最高の判断を貴方にお伝えすると『病気だと診断される前に水面下で運動と食事管理を見直しておく』が正解ではないかと私は思います。
ビューティーボディラボ博多では、メインとなるお客様が40代~50代女性を占めております。その女性層でも健康に余りにも無関心な方も多く、疾患になった途端にバタバタされる女性を数多く見てきました。
40代・50代は特に、仕事のメイン業務を任されていたり、家庭の変わることが出来ない部分を支えていたりと重要な役割を担っている女性達が大勢いらっしゃいます。
だからこそ、都合の良い考えは持たずに、早め早めの運動と食事の管理を生活に取り入れておきましょう。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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