自分自身に手を抜かない女性はなぜ二の腕が細いのか？
村石 洋本日の記事は、『自分に手を抜かない女性はなぜ二の腕が細いのか？』についてです。
モデルや芸能人をみて頂くとわかる通り、表舞台に立ち活躍される女性達は二の腕が細い傾向にあります。
本来は、ウエスト・ヒップそして脚のラインを多くの女性達が重要視しているのですが、活躍される女性達はなぜ二の腕が細い傾向にあるのでしょうか？
今回の記事では、一般人女性と活躍する女性達を二分すると言っても過言ではない、二の腕にフォーカスしてお届けしますので、どうぞご覧ください。
ページもくじ
二の腕は意識しなければスグに衰えてしまう
20代・30代は若さでカバー出来ますが40代以降はそうはいきません。運動して自分自身の身体のメンテナンスに励む女性とそうでない女性にわかれますが、その象徴として表れるのが二の腕です。
なぜなら、二の腕は別名『振袖筋』と呼ばれており意識的にトレーニングしなければ脂肪が付着しやすい部位の一つである為、振袖のようにブラブラしてしまうからです。
その差が現れるのが、暖かい春や夏などの袖の必要のない季節。そしてパーティードレスなどを着たイベント時です。
日々トレーニングに励んでいる女性達は、トレーニングによって鏡で各パーツをチェックしながら自身のボディラインを総合的に判断して運動に励んでいる為に悩むことはありません。
しかし、トレーニングもせずに仕事だけに明け暮れて身体のメンテナンスを怠っていた女性達は、腕を出す季節になると明らかに差が現れてしまうのです。
そういう意味では、二の腕は『日々、自分自身を磨いている女性とそうでない女性をハッキリ分ける部分』と言っても過言ではないのです。
しかし中には『運動に励んでいるけど、二の腕が細くならないのですが？』という方もいらっしゃるでしょう。次の項目では、『なぜ運動しても二の腕は細くならないのか？』についてご説明します。
なぜ運動しても二の腕は細くならないのか？
これはウェイトトレーニングを専門とする私が、ハッキリと言える点がございます。
実は『二の腕は日常生活においてほとんど活用されない部位である為、衰えやすい』という難点がございます。
しかも『ウェイトトレーニングのように、確実に狙いを定めてトレーニングしなければ腕が引き締まらない』という二重の難点付きです。
肥満体型の女性達でも『なぜか腕と脚が細い』なんていう女性がいらっしゃいます。そのような女性達は、仕事の業務などで『脚や腕』を動かす機会が多くあり自然と筋肉を使って引き締まっているのです。
しかし、腕が細くなったと言っても二の腕部分だけは残っているアンバランスな状態です。
なぜなら上腕二頭筋と呼ばれる力こぶの腕の部位は使う機会に恵まれているのに対して、上腕三頭筋と呼ばれる二の腕はほとんど生活で使用しないからです。
動作イメージをするとわかりやすいのですが、物を持ち上げる動作や物を手元に引き込むような動作はよく行いますが、物を下げたり手元から引き離すような動作は日常ではほとんど行いません。
そのため、腕が細い方でもなぜか腕の裏である筋肉が振袖のようにブラついているというアンバランスな状態になっている女性も多く見かけるのです。
その上、先程お伝えした通り『二の腕はピンポイントに狙いを定めてトレーニングしないと細くならない部位』の一つです。
もちろん基礎として大筋群とよばれる筋肉の大きな部位もトレーニングを基礎として脂肪低下を狙います。それが土台となって更に、二の腕の部位もトレーニングする必要があるのです。
多くの女性達が勘違いしている、その部分だけ鍛えれば良いという風潮
多くの女性達が勘違いされている風潮が、『そのターゲットとする部分だけ動かせば良い』と思っている点です。
この勘違いを助長させたのはダイエット雑誌に他なりません。どのダイエット雑誌もターゲット部位を引き締める特集を組みます。
しかし、我々パーソナルトレーナーのような専門家からすればそれはナンセンスです。なぜなら、その部位だけトレーニングして引き締まるのであれば運動施設が必要ないからです。
これはリバースプッシュアップと呼ばれる動作で、椅子などを代用してトレーニング可能な上腕三頭筋の代表的種目です。肘を曲げて自体重負荷によって二の腕をトレーニングします。
では、コレだけやっとけば腕が細くなるか？それは可能性として低い話しです。
なぜなら、女性達が希望している『部分痩せ』と呼ばれる『狙っている部位だけ落としたい』という考えは、その１種目では落ちる可能性が低いからです。
当スタジオでもヒップ＆ウエストに特化して運営されておりますが、ヒップとウエストだけの種目指導などは行っておりません。
部分痩せが出来る人達は、プロのボディビルダーなどの方々です。
トレーニング雑誌などで調査した所によるとボディビルダーは経験上『狙った部位を引き締め＆筋肥大調整が出来る。』のに対し、研究結果によっては『部分痩せ』は一般人では難しいという見解も出ております。（新たな研究結果によっては覆される可能性は十分にあります。）
だからこそ『大筋群という大きな筋肉を基本とする種目をこなしながら、二の腕種目も行う必要がある』と述べているのです。
二の腕で貴方が身体のメンテナンスをどうしているかがわかる！
二の腕を単純に動かせば痩せる訳ではないという事が御理解いただけたでしょうか？
本日のブログ題名に『自分自身に手を抜かない女性はなぜ二の腕が細いのか？』という事が御理解頂けたはずです。
自分自身に手を抜かない女性達というのは、鏡で自分と向き合って部位レベルでキチンと調整を行っております。
多くの女性達は、運動施設に通ってホットヨガやフィールサイクルなどのグループレッスンに参加したりジムで運動していたり何かしら努力はしているでしょう。
しかし、『ピンポイントで狙った部位に正確に正しく引き締めることが出来ているか？』と問われると、自信を持って答えることが出来る女性達は少ないはずです。
運動に励むのは重要なことですが、狙っている結果を得ることも非常に重要です！
運動してても結果が出ないと感じる場合は、何かしら専門家に相談して結果が得られるように努力してゆきましょう。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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