貴方の人生を劇的に変える、脳の自動習慣化メカニズム
本日の記事は『貴方の人生を劇的に変える、脳の自動習慣化メカニズム』についてです。
運動が習慣化されずに悩んでいる女性は多くいらっしゃるはずです。
『運動が良いとはわかっているのに・・・』 『食生活が改善されずに悩んでいる・・・』
という風に『習慣化』はダイエットを目指す上で大きなハードルとして立ちはだかります。
実際に、フィットネス業界でも入会者が運動習慣化による契約継続ができずに、冬などの外に出るのがツライと感じるシーズンには1年と持たずにジムを退会される人達ばかりです。
今回の記事は、『良い習慣をつけるための脳の自動習慣化メカニズム』にフォーカス(重要視)してお届けいたします。
参考書籍:習慣の力
出版社:講談社
著者:チャールズ・デュヒッグ 訳:渡会 圭子
ページもくじ
貴方の生活もいつのまにか習慣化されている
『習慣化』についての研究は、世界中の大学及び世界的大企業が率先して研究している内容です。
貴方自身はボディライン改善を目指して、私のビューティーボディラボ博多の公式サイトと記事にたどり着いたと思いますが結論から先に述べると
『どんなに効率の良いダイエットであろうが、貴方自身が運動を習慣化させなければ意味が無い』という事です。
その為、貴方自身がボディラインを改善させる上で『運動の習慣化』は目指すべき重要課題の一つと言えます。
まずは、『どのように習慣化が根付いてゆくのか?』を一緒に勉強してゆきましょう。
ノーステキサス大学とイェール大学の共同研究で『なぜ家庭におけるファーストフード消費量が少しずつ増えていくのか?』を調べたそうです。
その研究結果はいくつもの『キッカケ』と『報酬』が、いつのまにか習慣を形成化しているということがわかりました。
例えば貴方がファーストフードに立ち寄る出来事があったとしましょう。
『キッカケ』はほんの些細な出来事です。例えばTVCM・ネットの口コミだけでなく、人との待ち合わせや、時間つぶしなどの様々な要素からスタートします。
『報酬』は一般の方でも御存知の通り、出される飲食物はスグに脳の快楽を感じるように塩味と油分を素早く感じるメニューとなっています。
しかし、それだけでは習慣化されません。
実は、ファーストフード店などの大企業は、顧客達の行動をルーティン(一定の行動パターン)化させる為に店の構造や店員の言葉遣いを一貫して標準化しているのです。
これにより顧客の習慣化が形成され、自己コントロールが制御できない状態まで陥ってしまいます。
どんな人でも『身体に良い食品をとり、運動すれば健康になる』という事は理解していますが、それが出来ないのは
脳が常識よりも習慣化に頼るように出来ているからです。
このケースは、『悪習慣』のケースですが、貴方がダイエットを目指す上で運動習慣をつける言わば『良い習慣』を目指すには習慣化プロセスを理解することが必要です。
このように習慣化プロセスには大きく2つの要因『キッカケ』と『報酬』が絡んでいます。
(正確には3つの要因なのですが、最後まで読んで3つ目の要因もチェックしてくださいね!)
では、運動のケースを元に『習慣化プロセス』をチェックしてゆきましょう。
ダイエットに失敗し、運動習慣化しない人は『報酬』が存在しない
運動の『キッカケ』によって誰もがダイエットをスタートをさせますが、大多数の人々は『なぜか運動が習慣化せずにダイエットも成功しない』という結末に終わってしまいます。
それは、習慣化するプロセスの中で『報酬』が存在しない運動を行ってしまっているからです。
運動は何でも構いません。『ボディラインをキレイにさせよう!!』と意気込んでダイエットに打ち込んだら・・・
『望んでいるのとは違う結果が出てしまった(胸痩せ・脚が太くなる・生理がとまる等)』
『無茶なダイエットだったので、長期間継続できずに結局リバウンドしてしまった』
というふうに、脳が『報酬』を受け取っていない為に、習慣化プロセスの途中でストップしてしまっているのです。
運動種目ごとに『このダイエット良い結果でるのかな~?』と探している女性は特に注意すべき点です。
当スタジオでは『報酬が女性自身のやる気と運動習慣化に直結している』という事を既に理解している為、経過途中の小さな成功の実感を感じて頂く工夫を行っています。
しかし、一人で運動を試みた場合スポーツクラブに頑張って入会してウェイトトレーニングに励んだとしても、冬など外に出るのがつらいシーズンで明確に違いが現れます。
女性達の多くは『効果があった!うまくいった!』という『報酬』を受け取ることもなく『習慣化』できずに1年足らずでジムを退会するケースが続出するのです。
大切なのは、『運動する過程の経過ごとに小さな報酬を実感すること』が大事だったのです!!
小さな報酬を少しずつ受け取り始めることで、習慣化が少しずつ構築されてゆきます。
次の項目では、『習慣化が加速し、脳の自動習慣化へと移るメカニズム』を一緒に勉強しましょう。
完全に習慣化出来ている人と出来ていない人の違いは何か?
ダイエットを目指す上で必須なのが勿論『運動の習慣化』です。
『報酬』が存在すれば習慣はループされ本当に運動が定着するのでしょうか?
どうやら単純に『報酬』を得れば習慣化されるという訳ではないそうです。
習慣化に大きな影響を与えるのが『欲求』と『期待』です。
『キッカケ』はスタートであり『報酬』がゴールだとした場合、同じようにルーティーン。つまり何周か同じように行われた場合に『キッカケ』の時点で脳に信号がおこります。
それが『欲求』です。
運動が習慣化できている人は、何度も同じ行動と同じ結果を得ている為にスタート地点(キッカケ)で既に
『コレを頑張れば目標に到達できるよね!』と自分自身(脳)が欲しがっている現象が発生しているのです。
そしてもう一つ重要なのが『期待』です。
実は運動が習慣化した人達というのは『報酬によって脳が快感を得ている訳ではない』という事がわかりました。
これは動物実験で明らとなった研究結果ですが
動物が『ある行動をすれば報酬が貰える』と期待するようになる。つまり学習してしまうと
それ以降は、報酬が貰えるよりも先の『行動した時点で、報酬有無に関わらず期待によって脳が快感を得ている』という事がわかったのです。
では動物実験ではなく、実際の人間ではどうなるのでしょうか?
『運動の習慣がどのように生まれるか?』を研究したのがニューメキシコ州立大学の研究者達です。
彼らは『人がなぜ習慣的に運動するのか?』を解明しようと試みたそうです。
研究対象者は226名で大半は週3回は運動している、運動継続者の人達です。
その研究結果は、『キッカケ』こそ、『時間に余裕があったから』 『単なる思いつき』という風に人によってバラバラでした。
しかし運動を続けたのは、運動で分泌されるエンドルフィン等の神経伝達物質を期待するようになり求めるようになった。
つまり、研究対象者(運動継続者)の言葉に言い換えれば『運動が気持ちよく感じるようになった』という訳です。
最初こそ毎回、運動の成果を確認することで、充実感を得たいと思っており
最初は『報酬』=『運動の成果』だったのが
『報酬』=『運動の習慣』へと図式が変化していったのです。
このように『キッカケ』と『報酬』には最初こそ習慣のスタートとなり得ますが、報酬自体に長続きさせる力はなく
徐々に脳が理解し『欲求』と『期待』が作用することによって習慣化へと定着することがわかったのです。
この2つの要素である『欲求』と『期待』の感覚は非常に強烈で、動物実験でも習慣化をはずす試みは行われましたが一度定着した習慣化ははずすことが難しいことがわかりました。
貴方の運動施設は『習慣』に着目していますか?
貴方が運動しているスポーツクラブやパーソナルスタジオの運動施設は『習慣』に着目していますか?
もし貴方が『運動しているにも関わらず一向に痩せる気配がない・・・』というのであれば、貴方に『習慣』を生まれ変わらせる秘訣を伝えていない場合がございます。
一度定着している、無意識に行える『既存の習慣』は、外すことが非常に難しいので、スポーツクラブに長年通う方でも非常に悩んでいる部分です。
この記事を私が書いたという事は、少なくとも『習慣のメカニズムを理解し、顧客達へ伝えている』という事です。
この部分を理解しているかどうかで、貴方は『ダイエットで結果が出る人』・『結果が出ない人』の差が理解できるようになるのです。
貴方もぜひ、自身の将来を劇的に変化させるため『これからの習慣』を意識的に取り組んでゆきましょう。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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